コラボ曲『This Bitter Land』は、クリーブランドのアンダーグラウンドなヒップホップシーンを描いた映画『The Land(原題)』のサウンドトラックとして収録されたものだ。
NASとエリカ・バドゥがコラボレートした、豪華でメランコリーな新曲『This Bitter Land』が公開された。同ナンバーは、現在米劇場で公開中のNASとマシン・ガン・ケリーがエグゼクティブ・プロデュースを手掛けた映画『The Land』のサウンドトラックで、SoundCloudでも視聴することができる。
『This Bitter Land』で、バドゥは弦楽器の奏でるサウンドの上に彼女の揺らめく伸びやかな声をのせ、ジャズ歌手のニーナ・シモンを彷彿とさせるヴォーカル・パフォーマンスを行っている。そしてNASは、成功を手にする間に人間が直面する若さや苦闘を反映した、鋭く爽快なバースを披露している。
『The Land』と『This Bitter Land』は、共に7月29日にリリースされた。『The Land』は、中西部の都市のアンダーグラウンドなヒップホップシーンの一つである、クリーブランドに住むプロ・スケーターを目指す10代の少年たちの物語で、彼らの関係と将来を台無しにする可能性のある危険な麻薬取引に巻き込まれていく様子が描かれている。バドゥは、ケリーやHBOのテレビドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のオマール・リトル役で知られるマイケル・ケネス・ウィリアムズと共に、同作に出演する。
サウンドトラックには、ヒップホップやR&Bの多くの著名人が名を連ねており、プシャ・T、ジェレミ、カニエ・ウェスト、フレンチ・モンタナなど、多くのアーティストが『The Land』に楽曲を寄せている。サウンドトラックは、iTunes他オンラインからもダウンロードが可能だ。