エイミー・ワインハウス:知られざる偉大な未発表曲10選

Photo by Rob Verhorst/Redferns





『Procrastination』
「『Procrastinate』を聞いた人はみんな、この曲に惚れてしまうのです」。アイランド・レコードの社長テッド・コックル氏は、2011年の『Lioness: Hidden Treasures』のリリース目前に、英ガーディアン紙にこう話していた。レーベル幹部のマイク・ビーズもコックル氏の考えを支持していたが、エイミーが同曲のリリースを望んでいなかったことから、コンピレーション・アルバムに収録されなかったと主張していた。「『Procrastination』を聞く機会が訪れた時には、ケンジントンの私のオフィスに来て、私を首にしてください」とビーズ氏は名言を残している。しかしビーズ氏のこの寛大な発言に反し、『Procrastination』は海賊版やYouTubeで拡散されている。"先延ばし"という意味の曲名が示しているように、乱心状態のエイミーと、『フランク』発表後に衰えてしまった彼女の曲作りに対する意欲が歌われている。



『Alcoholic Logic』
エイミーの生活に不快なほどに関連した曲名である『Alcoholic Logic』は、『リハブ』と同じ源から誕生した曲だ。大ヒット曲『リハブ』と比べるとそのタイトル名に忠実ではないが、エイミーは自らの薬物乱用の問題と複雑でしばし破壊的な恋愛生活を天秤にかけて歌っている。2005年までにエイミーは、後の結婚相手でドラッグと自傷行為という最も危険な行動へ彼女を引きずり込むきっかけとなったブレーク・フィールダー・シヴィルと知り合っている。くっついたり離れたりを繰り返した二人の関係は、至高の作品『バック・トゥ・バック』にインスピレーションを与えたのだ。

Translation by Miori Aien

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