コールドプレイ、ジェームズ・コーデンとプリンスのカヴァーを披露

コールドプレイが8月21日に行われたロサンゼルスでの自分たちのコンサートでプリンスを追悼、ジェームズ・コーデンと『愛の哀しみ』をカヴァーした。

コールドプレイ、8月21日に行われたロサンゼルスのローズ・ボウルでのコンサートで、"カープール・カラオケ"のホストと共にプリンスを追悼。

コールドプレイは、8月21日夜にロサンゼルスのローズ・ボウルで行ったコンサートで、ザ・レイト・レイト・ショーのホストでもあり、カープールカラオケで有名なジェームズ・コーデンとプリンスの『愛の哀しみ』をカヴァーして亡きプリンスを讃えた。

「これはクリスから持ちかけられたアイデアなんだ。"ローズ・ボウルに来て歌うべきだと思うよ"って。実は、ローズ・ボウルがどれだけデカいか知らなかったんだよ、イエスって言った時にはね」と、プリンスの手によるクラシックのパワフルでシンプルな演奏の前に、スタジアムいっぱいの観衆に向けてコーデンは話した。

演奏の前に、マーティンもまた、コーデンは実はコールドプレイの元メンバーだったという作り話で観衆をからかった。

「知られていないことだけど、実は僕ら全員が会って、最も才能のあるメンバーだと全員が認めたヤツがもう1人いたんだ。彼は本当に素晴らしかったから、彼がずっとコールドプレイにいてくれていたら、僕らはかつてない最高のバンドになっていたと思う。だけど、彼は自分の道を切り拓くほうを選んだ」とコーデンの紹介でマーティンは話した。「でも今夜、プリンスを讃えようとするときに、だって僕らがプリンスを讃えたいからなんだけど、その失ってしまった最高のメンバーをバンドに呼び戻すのがうまくいって、こうして話せるのが嬉しいよ。彼のことは"カープール・カラオケ"とかでみんな知っているかもしれないけど、僕らにとっては僕らとバンドをやるのを断ったヤツさ」。

演奏の後、コールドプレイは、8月22日が誕生日だというコーデンに、バックステージからケーキを運び、スタジアムの観衆をリードして『ハッピー・バースディ・トゥ・ユー』を歌ってサプライズを演出した。

プリンスの4月21日の死以降、クリス・マーティンと仲間たちがプリンスの曲をカヴァーするのは、『スノウ・イン・エイプリル』、そしてマーティンが高校生バンドと演奏した『ラズベリー・ベレー』に続いてこれが3回目となる。

Translation by Kise Imai

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