「クリスは保釈されました。彼に対する申し立ては明らかに虚偽のものです」と、ブラウンの弁護士マーク・ジェラゴスがTwitterに投稿した。
今週火曜日の夜（米現地時間）、警察との１日がかりのにらみ合いの末、銃で女性を脅迫した疑いで逮捕されていたクリス・ブラウンは、逮捕の数時間後に25万ドル（日本円にして約2600万円）の保釈金を支払い、ロサンゼルス拘置所から釈放された。
NBCロサンゼルスが報じたところによると、ブラウンは9月20日に、クララ・ショートリッジ・フォルツ刑事司法裁判所で罪状認否を行う予定。ブラウンの保釈に伴い、ブラウンの弁護士マーク・ジェラゴスは「皆さんの支援に感謝します。クリスは保釈されました。彼に対する申し立ては明らかに虚偽のものです。#TeamBreezy」とTwitterに投稿した。
火曜の午前3時頃、ロサンゼルス市警はカリフォルニア州ロサンゼルス・ターザーナの女性から、激昂したブラウンがその女性に向けて銃を向けたと通報を受けた。女性は慌ててブラウンの自宅から駆け出し警察に通報したという。
警察が家宅捜索令状を申請している間、ブラウンは幾つかのビデオをインスタグラムに投稿していたが、現在は削除されている。ブラウンはそのビデオで、自身の潔白、目が覚めた時には自宅が警察に包囲されていたと語っていた。また、「俺がストーカーたちに生活を脅かされてると警察に通報した時は、翌日になるまで警察は動かなかったんだぜ。なのに、誰かが俺に対して根拠のない申し立てをした途端、この通りSWATチームのお出ましだぜ！」と警察を非難していた。
同日の午後になるまで、ブラウンと警察のこう着は続いた。
事件発生後、ブラウンを告発した女性ベイリー・クランはいくつかのニュース・メディアにその時の状況を語っている。クランがニュースサイト、エクストラに語った情報によると、クランと彼女のビジネスパートナーは「シンプルなビジネスの話」をするためにブラウンの自宅を訪ねた。すると、そこに居合わせたブラウンの知人が、ダイアモンドのネックレスなど宝石のサンプルを持ち出してきたという。そして突然、そのブラウンの知人が「叫んで私を罵り、＂ダイアモンドに近寄るな！＂」と騒ぎ始めたと、クランは語っている。
