AC/DCとアクセル・ローズによる名曲『Live Wire』を聴く

AC/DCはガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズをヴォーカルに迎えた北米ツアー初日に、『Live Wire』を1982年以来初めて披露した。(Photo by Jeffrey A. Camarati/Getty Images)

AC/DCはガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズをヴォーカルに迎えた北米ツアーの初日に、アルバム『T.N.T.』の収録曲『Live Wire』を1982年以来初めて演奏した。

ガンズ・アンド・ローゼズとして北米での「Not in This Lifetime」ツアーを終えたばかりのアクセル・ローズが、2016年8月27日(現地時間)の夜、ノースカロライナ州グリーンズボロのステージに今度はAC/DCのヴォーカリストとして戻ってきた。アクセル・ローズはAC/DCのヴォーカリスト、ブライアン・ジョンソンの代役として、延期されていた「Rock or Bust」ツアーの北米10公演をこなす。

北米ツアーのセットリストはヨーロッパ・ツアーとほとんど同じだが、ひとつのサプライズを用意していた。ツアー初日にバンドは、アルバム『T.N.T.』の収録曲『Live Wire』を1982年10月以来初めてステージで披露し、観客を熱狂させた。

アクセル・ローズとAC/DCの組み合わせ自体がサプライズだが、バンドは今回のツアーで、『Riff Raff』、『Rock n’ Roll Damnation』、『Touch Too Much』、『Dog Eat Dog』、『If You Want Blood (You’ve Got It)』など、最近のライブではほとんど披露されなかった曲を発掘してステージで演奏している。

アクセル・ローズを迎えたAC/DCのツアーはその後、フロリダ州フォート・ローダーデールのBB&Tセンター(8月30日)から北へ向かい、フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センター(9月20日)で幕を閉じる。そしてAC/DCの北米ツアーが終了したわずか1ヶ月後にアクセル・ローズは、再びガンズ・アンド・ローゼズのヴォーカリストとしてダフ・マッケイガンやスラッシュと共に南米ツアーと日本ツアーを行う。その後のAC/DCの動向は定かでない。

Guns N’ Roses 2017年1月に来日公演決定した。詳しくは以下。
http://www.universal-music.co.jp/guns-n-roses/news/2016/08/17_live/

Translation by Smokva Tokyo

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