パンクとEDMの融合:スティーヴ・アオキとBlink182のコラボ曲を聴く

「スティーヴの『ボアード・トゥ・デス』のリミックスを、世界に発信できることに興奮しまくってる」。Blink 182のヴォーカル兼ベースのマーク・ホッパスは、こう話す。「俺たちはここ数年、コラボレーションについて話してたんだけど、みんなのスケジュールをやっと調整できたんだ。俺たちが『カリフォルニア』をレコーディングしてたスタジオに彼が数日間来て、ああだこうだって意見を出してくれた。で、彼のスタジオに曲を持って帰って、そこで魔法をかけてくれたんだ。彼がこの曲でやってのけたことを、マジで気に入ってる。全く違う雰囲気の曲にしてくれたんだ。(DJ界の)トップに立ってる彼の武器となる曲を一緒にできたことを、俺たちは誇りに思ってる。スティーヴは、俺が知ってる最も才能のある努力家アーティストの一人で、何に対しても、楽しめて興奮できるようなアプローチをする人なんだ。ケーキ投げとかね」

Blink 182のドラマー、トラヴィス・バーカーがローリングストーン誌に語ってくれたように、彼とスティーヴ・アオキは、2010年頃からコラボレーションしてきた。「彼の過去のリミックスでドラムを担当したり、生放送のテレビ番組に一緒に出演したりしたね。彼と一緒にパフォーマンスできるチャンスとか、俺が携わった曲のリミックスを彼にしてもらえるチャンスがあれば、なんでもやるよ。『ボアード・トゥ・デス』ができた時、この曲でコラボするのは、当然のことにように思えたんだ」

Netflixでは、スティーヴ・アオキのドキュメンタリー映画『I’ll Sleep When I’m Dead』が公開されている。Blink 182はというと、アルバム『カリフォルニア』を引っ提げてツアー中だ。またスティーヴ・アオキによる『ボアード・トゥ・デス』のリミックスは、8月31日より発売がスタートしている。




スティーヴ・アオキ
http://www.sonymusic.co.jp/artist/steveaoki/

Blink 182
http://wmg.jp/artist/blink182/

Translation by Miori Aien

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