「まさか自分が心臓発作を起こすなんて思いもしなかったが、今は元気さ。体にはステントが入ってるがね」
AC/DCの元ドラマー、フィル・ラッドが心臓発作で緊急手術を受けたことは広く報じられたが、本人は順調に回復しており、そう遠くないうちにドラムを叩けるようになるはずだという。「まさか自分が心臓発作を起こすなんて思いもしなかったが、今は元気さ。体にはステントが入ってるがね」ラッドはニュージーランド・ヘラルド紙にそう語った。
「自宅で過ごしていた時に、いきなり何かがおかしいと感じたんだ」ラッドはこう続ける。「胸に経験したことのない痛みを感じたんだよ。うちのメイドにすぐ病院に連れて行ってもらったんだけど、検査を受けてみて自分が心臓発作に襲われたってことを知ったんだ。動脈が詰まっちまってて、即入院して手術を受けることになったんだよ」
手術を受けたラッドの腕には、現在もステントが残っているという。「ステントを入れるのは腕なのに、アソコの毛を剃らなきゃいけないのは理解できなかったがね」ラッドはそう話す。「手首に小さな傷が残ったけど、それだけさ。毛も生えてきてるし、今はピンピンしてるよ。頰だって健康的な色をしてるだろ」
手術以外にも、2015年にドラッグ所持および脅迫容疑で収監されるなどトラブルが絶えないラッドだが、条件付きの釈放期間を終え、現在は10月に行われるツアーに向けて動き始めているという。またイギリスでの滞在中には、ポール・マッカートニーが設立したリバプール芸術学校のドラマー育成コースに、ゲスト講師として出席する予定だという。