プリンスの元妻が、プリンスに関する"個人的な回顧録"を出版へ

プリンスと元妻マイテ・ガルシア。

マイテ・ガルシアは、プリンスの没後1年となる来年4月頃に、プリンスとの思い出を綴った回顧録を出版することを発表した。

プリンスの元妻マイテ・ガルシアは、プリンスとの4年間の結婚生活を親密に綴った回顧録を、プリンスの没後1年となる2017年の4月に出版すると発表した。

『The Most Beautiful(最も美しきもの)』と題された回顧録には、ガルシアとプリンスの関係、1996年〜1999年まで続いた4年間の結婚生活、1996年に息子を失ったつらい記憶などが綴られる予定だ。物語は、「コンサートのバックステージでの出会い(その後は遠距離恋愛が続いた)、おとぎ話のような結婚式(そして生まれた革新的なアーティスティックな関係性)、子どもの衝撃的な死が夫婦のロマンティックな生活を終焉に導いたこと」などが記される予定だと、出版社アシェットは述べている。

「プリンスは世界中の人々から愛されたけど、彼のことを親しく知る人は少ないわ」とガルシアは語る。「私たちの関係は特別なもので、この世のものとは思えない絆があったの。そんな私たちの山あり谷ありの愛の物語を分かち合いたい。彼はまだ私の家族だし、これからもずっと家族よ」。

プリンスは今年の4月21日、鎮静剤のフェンタニルの過剰摂取によってこの世を去った。プリンスの遺体は、彼の自宅であるミネソタ州ミネアポリスのペイズリー・パークで発見された。享年57歳だった。

Translation by Sahoko Yamazaki

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