ロバート・デ・ニーロ、トランプを激しく罵倒:「顔面を殴ってやりたい」

ドナルド・トランプの「顔面を殴ってやりたい」と激しく罵倒したロバート・デ・ニーロ。

「あいつは明らかにバカだ。本当にくだらないヤツだ。卑劣で強欲な男だ。それにペテン師で、クソ詐欺師だ」と、ロバート・デ・ニーロはドナルド・トランプを罵倒した。

ロバート・デ・ニーロは、窮地に立たされているアメリカ合衆国の大統領候補ドナルド・トランプに対し、「あいつはどれだけ人の顔を殴りたいか話しているけど、俺があいつの顔面を殴ってやりたいよ」と、公開された動画の中で凄まじい嫌悪感を示した。

デ・ニーロが、伝説のボクサーを演じた名作『レイジング・ブル』の時のように猛ってトランプを痛烈に非難する1分弱のこの動画は、「VoteYourFuture campaign(未来のために投票しよう)」キャンペーンの一環で制作され、先週の金曜日に公開された。

「あいつは明らかにバカだ。本当にくだらないヤツだ。卑劣で強欲な男だ。それにペテン師で、クソ詐欺師だ。自分で何を言ってるのかわかっていないし、宿題もやらないようなマヌケだ」と、デ・ニーロはトランプを罵った。「あいつは社会をバカにして税金も払わない。大バカ野郎だ。コリン・パウエル(元アメリカ合衆国国務長官)はうまいことを言ったもんだ。"彼は国家レベルの厄災だ。この国の恥だ"ってね」。

デ・ニーロの怒りは収まらず、「こんな愚か者が大統領候補になるのを許してしまう国なんて、本当に腹立たしいよ。あんなヤツ、この国の大統領になるべき男か? 俺はそうは思わない。俺はこの国の行く末が本当に心配だ。万が一、ドナルド・トランプのような男によっておかしな方向に突っ走ってしまわないかってね」。

デ・ニーロは、直接的にはヒラリー・クリントンへの投票を促さなかったが、ヒラリーを支持する政治資金団体によって制作された最初の公共広告では、「将来を考えるなら、ヒラリーに投票を」と呼びかけている。

Translation by Sahoko Yamazaki

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE