米国大統領選挙|最終討論会、注目すべきあきれたやりとり17選

アレッポ(シリア)
クリス・ウォレス:トランプはこの討論会でいくつかの事実と異なる発言をしています。あなたは「アレッポは壊滅状態にある」と述べています。実際アレッポには・・ 

トランプ:破壊的状況で混乱状態なのです。あなたは実際に見たのですか? アレッポの現状を見たのですか? 

ウォレス:最後まで言わせてください。

トランプ:いいでしょう。崩壊していないのですね? 確認してください。

ウォレス:アレッポには今も25万人が暮らし、戦闘の犠牲になり続けています。

トランプ:その通り。彼らは誤った政策の犠牲になっているのです。アレッポは悲惨な状況です。人道的にも悪夢です。どう見ても崩壊しています。公式文書がないと認められませんか? アレッポの現状を見てください。

クリントン陣営のふたりの有力者の本音
トランプ:(クリントン陣営の責任者)ジョン・ポデスタは、あなたについてひどいことを言っていました。彼の言っていることは正しいと思います。とにかくあなたをひどく言っていました。それからバーニー・サンダース。彼はあなたの判断は間違っていると言っていました。その通りです。モスル侵攻に関して、攻撃するぞと世界中に宣言し、攻撃のターゲットが誰であるかを人々に知らしめてから実行に移したので、敵の指導者たちは皆逃げてしまいました。それが正しいやり方だと思うのなら、あなたの判断は間違っている。ジョン・ポデスタは、「あなたの直感はひどい」と言っています。バーニー・サンダースは「あなたの判断は間違っている」と言っています。私はどちらの意見にも賛成です。

国産のテロリズム
クリントン:慎重かつ徹底した審査を実施する必要があります。テロ攻撃の最前線にいて攻撃を察知したり未然に防ぐことのできる国内のイスラム・コミュニティと協力しても、そのことでアメリカ国内でのイスラム国の問題が解決するわけでもなく、テロの急進化を止める努力をやめてよいわけでもありません。事実、数十人が犠牲になったオーランドのパルス・ナイトクラブでの事件の犯人は、ドナルドが生まれたクイーンズ出身でした。

クリントンのオバマケアに対するスタンス
トランプ:あなたのご主人は、あなたとは違う考えのようですよ。

オバマケア
クリントン:富裕層に対する税負担を増やすというのは私の公約のひとつです。私の社会保障の負担額は増えるでしょう。そしてドナルドも。彼が負担逃れの技を見つけなければの話ですが。私たちが本当にしなければならないのは・・ 

トランプ:嫌な女だ。

クリントン:実現しなければならないのは、社会保障年金信託基金を補充するのに十分な財源を確保することです。

Translation by Smokva Tokyo

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE