ストーンズ、ブエノスアイレスで披露したソウルフルな『アウト・オブ・コントロール』を特別公開

ドキュメンタリー映画『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテンアメリカ』からビデオクリップが先行公開された

ドキュメンタリー映画『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテンアメリカ』から先行公開されたビデオクリップでは、アルバム『ブリッジズ・トゥ・バビロン』からのロン・ウッドのワウ・ギターをフィーチャーしたヘヴィなバージョンの曲も楽しめる。

2016年に行われたザ・ローリング・ストーンズの感動的な南米ツアーでは、ハバナ(キューバ)での歴史的コンサートも実現させた。このツアーを追ったドキュメンタリー映画『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテンアメリカ』が、2016年12月12日(現地時間)に一夜限りで劇場公開される。

先行公開されたビデオクリップでは、2016年2月7日(現地時間)にブエノスアイレスのエスタディオ・シウダ・デ・ラ・プラタで行われたコンサートで、『アウト・オブ・コントロール(原題:Out of Control)』を演奏する伝説のロックバンドの姿を観ることができる。この曲は、アルバム『ブリッジズ・トゥ・バビロン(原題:Bridges to Babylon)』(1998)に収録されたソウルフルなシングル曲である。

ステージ袖の巨大カーテンの裏でキースはタバコに火を点け、チャーリー・ワッツと談笑しながら出番を待つ。ミック・ジャガーがオーディエンスとのかけ声のやり取りで盛り上げる中、曲が始まるとロン・ウッドはファンキーなワウ・ギターでグルーヴ感を添える。

映画『オレ!オレ!オレ!』では、ステージでの演奏と舞台裏を楽しめる。さらに、イーグル・ロック・エンターテインメントとファゾム・イベンツ共同提供の今回の上映には、アルゼンチンでのコンサートからの2曲も含まれる。

ドキュメンタリー映画『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテンアメリカ』のチケットは、ファゾムのウェブサイトで購入できる(本稿執筆時点)。2016年9月ストーンズは、2016年3月25日にハバナで行われた無料野外コンサートの模様を収めた映画『ハバナ・ムーン ザ・ローリング・ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ』も公開している。

ローリング・ストーンズは2016年12月、ブルースのカヴァー曲を集めたアルバム『ブルー&ロンサム(原題:Blue & Lonesome)』をリリースした。これは2005年の『ア・ビガー・バン(原題:A Bigger Bang)』以来のアルバムである。



Translation by Smokva Tokyo

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