ポスト・マローンの素顔に迫った独占ルポ

2017年10月、アトランタのアンティークショップ「Highland Row Antiques」にて(Photo by Diwang Valdez)



日没を迎えた数時間後の時点で、マローンはコール オブ デューティとゴーストリコン、そしてレスリングゲームのWWE2K18をプレイし終えていた。ゲームと銃以外にも、彼は『POWER / パワー』や『サバイバー:宿命の大統領』等のテレビドラマにも夢中だという。ニュースはチェックしているかという問いに、彼はこう答える。「俺が興味があるのは、テレビとかで報じられないニュースだ。陰謀説とかそういうやつだよ。世の中は説明がつかないイカれた物事で溢れかえってる。ケムトレイルとかな」。陰謀説に対する興味は皮肉か本物かと尋ねた。「本物さ」。彼はそう答える。「誰でも見境なくスタンガンで攻撃するような連中だからな」

午後8時をまわり、プロープストたちは『マイティー・ソー』の新作を観に出かけるも、マローンは家で過ごすことを選んだ。ダラダラしたい気分なんだと彼は話す。ツアーの合間を縫って、彼はセカンド・アルバムの制作に励んでいる。完成間近だというそのアルバムには、ニッキー・ミナージュ、タイ・ダラー・サイン、ジョン・メイヤー、トミー・リーとのコラボレーションが収録される予定だという。「ジャンルの枠を超えた作品にしたいんだ」 

自宅内にあったスタジオは閉鎖したものの、彼が300万ドルくらいで購入を検討しているという、ユタ州北部の1万3000平方フィートを誇る豪邸には、新たなホームスタジオを作る予定だ。約7エーカーという広大な敷地を有し、「2階建てベッドが30台くらい導入される」というその新居は、彼の仲間たちにとっては最高のパーティ会場となるだろう。また人里離れたその場所は、彼とアシュレンが好きなだけXboxをプレイし、バイクを乗り回し、誰にもとがめられることなく射撃を楽しむ、2人だけの楽園になるという。「あのあたりじゃ何もかも自由なんだ」。マローンはそう話す。「サプレッサーが合法的に売られてるくらいだからな。ユタ州じゃ銃の携帯も認められてる。バックポケットに銃を入れたままスーパーに入ってってもおとがめなしだ。まさにカウボーイの世界さ」。彼は笑みを浮かべてこう話す。「待ちきれないよ」






Translated by Masaaki Yoshida

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