南米発のボーイズ・グループ、CNCOが7月に日本デビュー決定

7月に日本デビュー決定を果たす南米発のボーイズ・グループ、CNCO(シー・エヌ・シー・オー)

「ラテン版ワン・ダイレクション」とも称される平均年齢20歳の5人組、CNCO(読み:シー・エヌ・シー・オー)が7月25日に日本独自企画盤『CNCO(ジャパン・エディション)』をリリースし、待望の日本デビューを果たすことが明らかになった。

プエルトリコ出身のサブディエル・デ・へスース、エクアドル出身のクリストファー・ベレス、ドミニカ共和国出身のリチャード・カマチョ、キューバ出身の最年少(17歳)エリック・ブライアン・コロン、そして米カリフォルニア州出身のジョエル・ピメンテル(メキシコ系アメリカ人)という、見事に出身国がバラバラのメンバーで構成されたCNCO。彼らは、ワン・ダイレクションやフィフス・ハーモニーを生んだ名物プロデューサーのサイモン・コーウェルと、1999年に「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」が日本を含む世界中で大ヒットを記録したリッキー・マーティンの2人がプロデュースした、ラテン版人気オーディションTV番組『ラ・バンダ』で勝ち残った5人によって2015年に結成されている。

翌2016年8月には、ポップ、レゲトン、ラテンの要素を盛り込んだ1stアルバム『プリメーラ・シータ』を発表し、ビルボード・ラテン・アルバム・チャートで1位を獲得。さらに、収録曲「Reggaeton Lento (Bailemos)|邦題:恋のレゲトン・レント」が、YouTubeにおけるワン・ダイレクションの最高単曲MV再生数(「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」:9.5億回)を上回る13億回超えの大ヒット。続く2017年4月に発売した2ndアルバム『CNCO』で2作連続となるビルボード・ラテン・アルバム・チャート1位を獲得し、同作に収録されたリトル・ミックスとの英語バージョン「Reggaeton Lento (Remix)|レゲトン・レント (リミックス)」では、UKシングル・チャートにおいて最高5位を記録するなど、ヨーロッパ各国にもその人気を拡大した。



また、2016年にはリッキー・マーティン、2017年にはエンリケ・イグレシアス&ピットブルのツアーのサポート・アクトにも抜擢され、同2017年には自身初の単独ツアー40公演を即完売させたことも話題を呼んだ。そんな彼らが、7月25日、これまでにリリースしているアルバム2作をコンパイルした『CNCO(ジャパン・エディション)』で本格的に日本進出を果たす。収録内容の詳細や配信については近日発表されるという。

全米・全英No.1の大ヒットも記憶に新しいカミラ・カベロの「ハバナ feat. ヤング・サグ」、今年のグラミー賞で主要2部門にノミネートされ、ジャスティン・ビーバーがコラボしたことでも話題となったルイス・フォンシ「デスパシート feat.ダディー・ヤンキー」など、ラテン/レゲトンが世界的な流行を見せる中、CNCOの日本デビューはまさに真打ち登場といえるだろう。



<リリース情報>

CNCO(ジャパン・エディション)_ジャケット写真

CNCO
日本独自企画デビュー・アルバム
『CNCO(ジャパン・エディション)』
発売日:2018年7月25日(水)
価格:2,200円+税
収録曲:「恋のレゲトン・レント」他、ボーナストラック収録
初回仕様限定ステッカー封入
日本オリジナル・ジャケット仕様
※収録内容詳細及び配信アルバムは追って発表予定

●視聴・予約・購入リンク
https://lnk.to/CNCOdebutJP
※配信アルバムは本国オリジナル2ndアルバム『CNCO』

Rolling Stone Japan 編集部

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