EXILE HIRO率いるLDH JAPAN、国際舞台で独自のエンタメ哲学をアピール

「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2018」にて。写真中央がEXILE HIRO。

さる6月21日、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2018のメインステージに、EXILE HIRO率いるLDH JAPANが日本人アーティストとして初めて登壇。世界中から集った約2000人の観客を前に、「The Japanese Model Changing Global Brands」をテーマにセッションを行った。

カンヌライオンズは、世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバルの中でも、エントリー数・来場者数ともに最大規模を誇る広告祭。LDH JAPANが今回登壇したメインステージには、オリバー・ストーンやサラ・ジェシカ・パーカー、ファレル・ウィリアムスなどが過去に登壇してきた。


セッションのオープニングで使用されたLDH LIVE PROMO REEL

今回のセッション「Love, Dreams, Happiness:The Japanese Model Changing Global Brands」では、本田哲也(ブルーカレント・ジャパン株式会社 代表取締役社長)をモデレーターに迎え、EXILE HIROのほか、VERBAL(LDH JAPAN執行役員国際部)、Afrojack(LDH EUROPE CEO)、ルーク・ウッド(Beats Electronics代表)の3名も登壇。「LDHの軌跡」「LDH独自モデル」「ブランドパートナーシップ」という3つのテーマを軸にセッションが展開された。


AfrojackAfrojack

まずは「LDHの軌跡」について、2017年1月よりLDH EUROPEのCEOに就任したAfrojackがスピーチ。VERBALの紹介からLDHと出会い、「Love Dream Happiness」という理念に感銘を受けたこと。LDH独自のビジネスモデルをヨーロッパでも体現することで、多くの夢の実現の手助けをしていけたらという思いなどを語った。

VERBAL

その後、「LDH独自モデル」についてVERBALが説明。J-POPは未だにCDが売れる環境のある特異性の高いマーケットであり、海外進出を見越して西欧的なエッセンスを取り入れてきたK-POPと比較して、日本語を駆使しながらフックやメロディーで魅せていく独自のカルチャーがあると語った。

ルーク・ウッドルーク・ウッド

そして「ブランドパートナーシップ」について、ルーク・ウッドが解説する。彼は2016年にLDHのガールズグループ「E-girls」を起用した、「Beats SOLO」のグローバルキャンペーンを成功例として持ち出し、「彼ら(LDH)はこれまで働いてきたなかで、最も才能に溢れたプロフェッショナル集団だと思いました。とても熱心で、取り組んでいることに対しての喜びもこれまで西欧で取り組んできたパートナーとは違うように感じました」と、コラボレーションの成功について分析した。

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