レディオヘッド、北米ツアー初日で10年ぶりに「ブロウ・アウト」を演奏|動画あり

2018年北米ツアー初日を飾るシカゴ公演で『パブロ・ハニー』のラストソングを10年ぶりに披露したトム・ヨーク (Photo by Frank Hoensch/Redferns)

レディオヘッドは、2018年北米ツアー初日を飾るシカゴ公演で、『パブロ・ハニー』のラストソングを10年ぶりに披露した。

レディオヘッドの2018年北米ツアーが、金曜日シカゴから幕を開けた。『パブロ・ハニー』の最後の収録曲「ブロウ・アウト」を10年ぶりに演奏するというビッグサプライズも登場し、ユナイテッド・センターの観客を沸かせた。

「ブロウ・アウト」は、90年代半ばにはレディオヘッドのコンサートの定番ソングだったが、2008年10月に東京で行われた2回公演のコンサートを最後に、11年間演奏されていなかった。10年間にわたり封印されてきたが、ファンのお気に入りソングは金曜の夜、2回目のアンコールでいきなり演奏された。

「ブロウ・アウト」のサプライズを除けば、この日のセットリストはかなりバランスの取れた内容だった。トム・ヨークとバンドメンバーは、過去のアルバムから9曲を演奏した。

レディオヘッドの北米ツアー18公演は、土曜日のシカゴ公演の後、来週にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで4公演を行う予定。ツアーは7月31日・8月1日のフィラデルフィア公演で幕を閉じる。

レディオヘッドは2016年の『A Moon Shaped Pool』以降アルバムリリースはないが、今年後半には、映画『サスペリア』のリメイク版の公開に合わせ、トム・ヨーク初のサントラ・アルバムがリリースされる予定だ。

また、放送禁止用語を含む『クリープ』でのジョニー・グリーンウッドの偶発的な妨害行為など、25年前の1993年にリリースされたレディオヘッド『パブロ・ハニー』に関する10の逸話をまとめたローリングストーン誌の記事はこちら

Translated by Akiko Kato

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