Time's Upの代弁者の一人、ジャネール・モネイがトランプ政権が誕生した夜の不安を振り返る

ジャネール・モネイ(Photo by Matt Jones for Rolling Stone)

ジャネール・モネイはローリングストーンのカバー・ストーリーで、ドナルド・トランプが当選した2016年のアメリカ大統領選の夜を振り返り、当時の気持ちを語っている。

オバマ前大統領はモネイのファンだと公言し、ホワイトハウスの中庭で彼女のショーを楽しんだことも知られている。しかし、オバマの後を継いだのは、アフリカン・アメリカンの女性であるモネイの存在を脅かしかねない人物だった。

「生まれて初めて、私は自分が怯えていることを悟った。こんな風に考えてしまうの――明日目が覚めたら、人々が私を人間として扱わないようになってるんじゃないかって」

2015年には人種差別と警察による暴力の犠牲になっている黒人の権利を訴えた楽曲「Hell You Talmbout」を発表し、2017年のウィメンズ・マーチではTime’s Upの代弁者としてスピーチを行うなど、活動家としても知られているモネイ。彼女の声は現政権にも届くのだろうか。

「ホワイトハウスにいる人々との対話は実現しないかもしれない。それでも、映画や音楽やテレビでのスピーチを通じて、彼らに私たちの声を聞かせることはできるかも。その大半はきっと、ただテレビのスイッチを切るでしょうけどね」



ジャネール・モネイのインタヴュー全文はこちら

Edited by The Sign Magazine


Translated by Masaaki Yoshida

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