スマッシング・パンプキンズの再結成ツアー「Shiny and Oh So Bright」がアリゾナ州グレンデールからスタートした。ヒット曲や絶頂期の人気ソングが目白押しの中、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」のカバーも披露した。
今週木曜日、アリゾナ州グレンデールを皮切りに、スマッシング・パンプキンズの再結成ツアーがスタートした。この日バンドは31曲を演奏。ヒット曲や絶頂期の人気ソングに加え、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」のカバーも披露した。
『レッド・ツェッペリンIV』の名曲は、「トゥナイト、トゥナイト」と「天使のロック」の間に埋もれるようにセットリストに加えられた。バンドはこの曲を、オリジナル通り忠実に再現。ビリー・コーガンにとってもバンドにとっても、ロックの名盤をライブで演奏するのはこれが初めて。
ギタリストのジェイムス・イハとドラマーのジミー・チェンバレンを再び引き連れて(ベースのダーシーは不参加)、スマッシング・パンプキンズは過去の作品から、これまで長いことライブで演奏しなかった曲を次々披露。『パイシーズ・イスカリオット』からの「ブルー・アウェイ」も、2000年以来久々にステージで演奏された。
また公言していた通り、スマッシング・パンプキンズはいわゆる「絶頂期」以降のアルバム楽曲は演奏せず、アンコールは再結成後初のシングル「ソララ」と、ディズニーアニメ『ダンボ』の1曲「Baby Mine」のカバーで締めくくった。
Shiny and Oh So Brightツアーにはオリジナルメンバー4人のうち3人が参加。9月7日まで行われる。
「およそ30年前、父親の家の狭いベッドルームで、僕とジェイムス・イハはスマッシング・パンプキンズを結成し、音楽の旅に出た」 すでに発表した声明のなかで、ビリー・コーガンは再結成についてこう述べた。「またこうしてみんなで、最高の仲間ジミー・チェンバレンを囲んで、昔一緒に作った曲を演奏することができるなんて、僕にとっては夢のようだ」