ビーチ・ボーイズとブライアン・ウィルソン、米ラジオ企画で再結成

ビーチ・ボーイズとブライアン・ウィルソンがラジオ企画で再結成することがわかった(Photo by Shutterstock)

ビーチ・ボーイズとブライアン・ウィルソンが米衛生ラジオSiriusXMの「タウン・ホール」で再結成し、映画監督のロブ・ライナーがQ&Aセッションの司会を務める。

ブライアン・ウィルソンを含むクラシック・ラインナップのザ・ビーチ・ボーイズが、映画監督ロブ・ライナーが司会を務めるスペシャルQ&Aセッションで再結成の予定だ。この模様は米国現地時間8月10日午後5時(東部標準時間と太平洋標準時間)からSiriusXMのビーチ・ボーイズのチャンネル、グッド・バイブレーションで放送される。

この「タウン・ホール」イベントの目玉は、バンドの結成メンバーであるウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディン、デヴィッド・マークス、そして1965年以来のメンバーであるブルース・ジョンソンが勢揃いすることだ。そして、このイベントが行われるのは、初期のビーチ・ボーイズが楽曲の録音を行っていたロサンゼルスにあるキャピタル・レコーズ・タワーとなっている。

Q&Aセッションではファンからの質問を受け付け、ビーチ・ボーイズのSiriusXMチャンネルについて、彼らの新作『ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/The Beach Boys with The Royal Philharmonic Orchestra』について、最も敬愛されるバンドの一つとして世界的に有名になった彼らのキャリアについてメンバーが語る予定だ。

さらに、このSiriusXMの「タウン・ホール」では、ビーチ・ボーイズの生存メンバーが2012年に結成50周年の長期ツアーを終えて以来、初めて一緒のステージに立つ。2012年、バンドのクラシック・ラインナップで新作『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神の創りしラジオ/That’s Why God Made the Radio』をリリースし、そのあとラヴがビーチ・ボーイズのツアーを継続するを決めたが、ウィルソン、ジャーディン、マークスはこのツアーに参加しなかった。

2012年以来、ラヴが率いるビーチ・ボーイズは定期的にツアーを行っており、その一方で2017年にはラヴ自身がソロ・アルバム『Unleash The Love』をリリースしている。また、ウィルソンもツアーで忙しくしており、2015年に『ノー・ピア・プレッシャー/No Pier Pressure』をリリース。2018年6月にビーチ・ボーイズがリリースした『ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/The Beach Boys with The Royal Philharmonic Orchestra』は、バンドの昔のボーカル・トラックと新たなオーケストラ・アレンジを組み合わせた作品である。

Translated by Miki Nakayama

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