最新洋画予告編まとめ:クリード2からX-MEN最新作まで


3.『X-MEN:ダーク・フェニックス』
ドアーズの「ジ・エンド」の表紙みたいな、暗鬱な予告編なんて誰も見たくない。ただし、本気で迫りくる深い闇を描くなら話は別。X-MENシリーズの最新作の予告編がまさにそう。ジーン・グレイ(出演はソフィー・ターナー)が超能力に溺れてゆくという、コミック本来の筋書きを引っ張り出してきた。すなわち、スーパーヒーローもたじたじの怪物が登場するということ。X-MENおなじみのメンツ(マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェームズ・マカヴォイ、ニコラス・ホルト)も勢ぞろい。もう1人の悪役を演じるジェシカ・チャスティンは、おそらく地獄の軍団の白雪姫と思われるが、すべてはいまだ謎に包まれたまま。全米劇場公開は2月14日に予定されていたが、映画会社はさらに6月7日に引き伸ばした。




4.『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
若きダンブルドア! 悪の匂いをプンプンさせた、全身白塗りのジョニー・デップ! ご婦人方が蛇に変身! 青い炎と空飛ぶ物体、海の魔物たち! ゾーイ・クラヴィッツのクセのあるしゃべり方! 魔法がいっぱい、CGIもいっぱい! J・K・ローリングのハリー・ポッター前日譚三部作の第2弾、最後の予告編は、ハリー・ポッターと仲間たちが悪に立ち向かってゆく姿とまるきり同じ。他に付け加えるならば、非常に胸躍る予告編だということ。11月16日劇場公開。



<日本語版>



5.『ハウス・オブ・カード』最終シーズン
あわてて詰め込んだ感がなくもないが、Netflixの政治ドラマの最終予告編――おそらく皆さんご存知の通り、裏にはちょっとした騒動があるわけですが――限られた時間の中に、情報が凝縮されている。「アメリカ大統領としての最初の100日間は・・・非常に大変なものでした」新たに国のリーダーとなったクレア・アンダーウッド(ロビン・ライト主演)は、夫の死を語り始める。グレッグ・キニアが彼女に罵声を飛ばすシーン。彼女のモデルのような顔立ちが、タニー・フェイ・ベイカー級のマスカラ惨事に見舞われるシーン。そして観客は、亡くなった夫が「この5年間国民に言ったことは、何も信じてはいけない」と説き伏せられる。最終シーズンの幕開けは11月2日。



6.『シュガー・ラッシュ:オンライン』
ディズニー映画の続編の予告編第1弾は100%コメディだったが(プリンセスやら、ディズニーキャラが総出演!)、予告編第2弾はアクションシーンに注目。ラルフ(声の出演はジョン・C・ライリー)、ヴァネロペ(サラ・シルヴァーマン)、そしてシャンクという名のレーサー(ガル・ガドット)が、新たな仮想空間を大疾走。ご心配なく、大口開けて笑えるギャグや、裏ネットの世界も健在。全米公開は11月21日公開、日本公開は12月21日(金)予定だ。

Translated by Akiko Kato

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE