英ヴァージン・グループ創業者、「音楽フェス疲れ」の現代人を魅了する新イベント計画

英ヴァージン・グループ創業者、リチャード・ブランソンが2019年にアメリカで新たな音楽フェスティバルを開催予定。(Photo by m.kru / Shutterstock)

1年前、リチャード・ブランソン卿は自身のブログでVフェスティバルの終焉を告げた。Vフェスティバルは、英ヴァージン・グループの創立者ブランソンが1996年に始めたイギリスの音楽フェスティバルだった。

「22年間大盛況でとても楽しませてもらったが、2017年がヴァージンのVフェスティバルの最後の年となる」と、ブランソンが記した。「ヴァージンはこれまでの経験から、革新と変化の継続が非常に重要だと理解している。だからこそ、今ここで見直しを行って、音楽が世の中の善を促進する力であると業界全体が歩みを一旦止めて再確認するきっかけにしたい」と。

現在ブランソンはヴァージン・プロデューストのCEOジェイソン・フェルツとKAABOO音楽フェスティバルの創設者ブライアン・ゴードンと共に新たなイベントを企画中だ。新たな音楽フェスティバル、ヴァージン・フェストは2019年後半にアメリカで開催を予定しており、ブランソンは16日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星型プレートを公開した後で発表した。

「私は音楽とフェスティバルを愛している」と、ブランソンはローリングストーン誌に話した。「(Vフェストで)一つの時代が始まって終わり、時間を空けずに新たなヴァージン・フェスティバルを生み出すことが重要だった。ヴァージンのバックグラウンドが音楽なのは明らかだ。宇宙とクルーズ船と宇宙ホテルという時代に突入するからこそ、我々はフェスティバルのような形でルーツを維持することが重要なんだ」

オーガナイザーたちは、ヴァージン・フェストが2日間のフェスティバルで、1日2万5000人の観客を見込んでいること、キャンピング施設や24時間営業の施設はないこと、西海岸で開催すること以外の詳細は、2019年前半にならないと公表できないことになっている。「降り注ぐ太陽の下でのアウトドア的な雰囲気になるはずだ」と、詳細をたずねられたフェルツが答えをぼかした。

2019年に巨大なフェスティバルを開始するというのは、天才的なアイデアか狂気の沙汰のどちらかだろう。毎年3200万人がフェスティバルに参加する一方で、ボナルーやSasquatch!などのフェスティバルでは近年観客が激減している(Sasquatch!は2019年の開催中止を発表した)。

Translated by Miki Nakayama

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