1988年のHot特集号でボネットは、あなたにとってHotとは? という質問を受けている。娘のクラヴィッツにも同じ質問を投げてみた。「私にとってHotとは、活気に満ち溢れている人ね。自信たっぷりで、自分らしさをよくわかっている人」という答えが返ってきた。「若い時のミック・ジャガーとか。アレサ・フランクリン。言い訳しないで、自分らしさを貫くこと――その上、人としても素晴らしい人――それが一番Hotなんじゃないかしら」
彼女の母親の回答はというと・・・「世間では、TVに出ることがHotだと思われてるんでしょうね」とボネット。「私にとってHotであるということは、妥協しないこと。自分に甘んじることなく、かつ恐れることなく、自分自身や自分の気持ちに素直になることね」
「まあ、すごい!」と娘のクラヴィッツ。「似たもの親子じゃない! 母がどう答えたのか、本当に知らなかったのよ。これぞまさに遺伝ね」そしてにっこり笑って、「最高にクールだわ」と語った。
ローリングストーン11月号の表紙を飾るゾーイ・クラヴィッツと、1988年5月19日号のリサ・ボネットZoë Kravitz photograph by Zooey Grossman, Lisa Bonet photograph by Matthew Rolston