エリック・クラプトンが贈るブルージーなクリスマスソングのMVが到着

クラプトンそっくりのブルースマニアの少年が主人公のクリスマスソングが公開された

エリック・クラプトンによる「ホワイト・クリスマス」のミュージック・ビデオが到着。クラプトンそっくりのブルースマニアの少年が繰り広げる物語が綴るブルージーなクリスマスソングだ。

クリスマスに関するエリック・クラプトンの好みは明確だ。「雪、暖炉の炎、パチパチと音を立てて燃えるクリの実、立派な七面鳥」近年のインタビューでクラプトンは語った。「妻が最高の料理人なんだ。だから、クリスマスならではの料理を何から何まで揃えて、最高のクリスマスランチを準備してくれる」

クラプトンはホリデーシーズンを愛するあまり、最高のニューアルバム『ハッピー・クリスマス』をリリースしたばかりだ。新作の発売を記念して、クラプトンが熱のこもったブルース版「ホワイト・クリスマス」を奏でるクレイアニメーション動画も公開された。動画では、ブルースマニアの少年(クラプトンにそっくり)が大御所ブルースミュージシャンのライブを観て、クリスマスプレゼントにギターを欲しがるという物語だ。この物語はまったくのフィクションというわけではない。というのも、73歳のクラプトンでさえも「毎年クリスマスには妻メリアからギターをもらう」とデジタルラジオSirius XMで語ったのだから。「クリスマスに何が欲しいか知りたいなら……みたいにいつも明言しているわけではないけどね」

エリック・クラプトンが毎年恒例のクリスマス行事と決めていることの一つに、クリスマスプレイリスト作りがある。ジャズ、スウィング、ロックとジャンルが毎年変わるのだ。昨年のプレイリストはカントリーミュージックが主体で、それがきっかけとなって妻メリアがクラプトンにクリスマスアルバムの制作を提案したそうだ。新しいアルバムには、アヴィーチーへのオマージュとしてEDMにインスパイアされた「ジングル・ベル」も収録されている。



「クリスマスアルバムを作ったばかりだから、今年はプレイリストを作らなくていいかもしれない」とクラプトンは言った。

メイキング動画では、クラプトンがニューアルバム制作の裏側をファンに紹介した。

Translated by Shoko Natori

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