「恋多き女性」のレッテルに対するテイラー・スウィフトの反論とは?

テイラー・スウィフト:2018年撮影(Photo by Kathy Hutchins / Shutterstock)

20日・21日に迫ったテイラー・スウィフトの来日公演。Rolling Stone Japanでは開催日までの間、テイラーのことをよりよく知るための記事を連続で公開する。

自称・恋愛体質のテイラー・スウィフトは、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、「世界でもっとも稼ぐDJランキング」常連のカルヴィン・ハリス、俳優のジェイク・ギレンホールなど、数多くの有名人と浮名を流してきた「恋多き女性」。これまでに元カレへのリベンジ・ソングを数多く書いていることでも知られている。

しかし、メディアから過剰にプライベートを追いかけられることについては、2014年のローリングストーン誌で「私の恋愛生活をのぞき見するのが、国民的趣味になっているような気がする。その手の娯楽を人々に提供するのは、あまりいい気分はしない」と心中を明かしている。

「自分の元カレを集めたスライドショーを見るのはいやだし、コメディアンが授賞式で私をネタにするのも好きじゃない。『警告! やがて彼女はあなたの曲を作るでしょう』なんていう見出しも、私の作品をバカにしてる。何よりも、こうしたあらゆるものが積み重なって、誰かと新しく関係を始めるときにものすごいプレッシャーを感じるの。交際が始まる前から品定めされてるみたいな気分。だから、私は誰とも付き合わない」

「ただ、今は誰かとどうこうする気分じゃないってこと。一生恋愛しないってわけじゃない」と誤解のないように断りを入れながらも、テイラーは恋人がいない現在の自分の心境を、「世界で一番孤独なクジラ」を例に挙げて話している。

「世界で一番孤独なクジラの話、知ってる? あるところに1匹のクジラがいて――たしか、エイドリアン・グレニアがこの話のドキュメンタリーを作っているんじゃないかしら。クジラは海を泳いでいるんだけど、他のクジラとは鳴き声が違うの。だから一緒に泳いでくれるクジラがいなくて、みんなこのクジラを哀れに思うの――でも、もしこのクジラが人生を満喫していたとしたら? どっぷり恋愛モードじゃないのも、まんざら悪くないでしょ。悲劇というほどのことでもないし、もう恋愛はこりごりといって一生独身でいるつもりもないし。まぁ、猫はもう1匹飼ったけど(笑)」

Edited by The Sign Magazine

TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax
11月20日(水)・21日(木)東京ドーム
https://www.hipjpn.co.jp/live/ts2018/

Translated by Akiko Kato

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