最新映画予告編まとめ:『トイ・ストーリー4』から実写化した「ピカチュウ」や「ダンボ」まで

『Dumplin’(原題)』

ウィローディーン・ディクソン(『パティ・ケイク$』でおなじみのダニエル・マクドナルド)は、美人コンテストを主催する、競争的で野心的な典型的Aタイプ人間の母親(ジェニファー・アニストン)の世話をしながら——どちらかと言うとその陰に隠れて——生きるプラスサイズの若者だ。見た目で人を判断する地元の人々からゴミのように扱われることにうんざりしたウィローディーンは、美人コンテストへの参加を申し込むことで彼女なりの抗議活動に出る。「私は太った女の子のジャンヌ・ダルクじゃない」と言い張りながらも、彼女の活動は近所の変わり者たちも巻き込んでいく。監督は『あなたは私の婿になる』、『幸せになるための27のドレス』、『ステップ・アップ』の一作目、『キューティー・コップ』を手がけたアン・フレッチャーだ。フレッチャー監督の作品が好きなら、ぜひ観ていただきたい。アメリカでの公開は2018年12月7日。(日本公開は未定)

『The Informer(原題)』

FBIの密告者として囲われる前科者(ジョエル・キナマン)が偶然にも覆面警察官の殺害ほう助に関わったらどうなる? 答えは、刑務所に舞い戻ってFBIが捉えようとしている大物麻薬売人のもとで麻薬密売捜査をさせられる。もちろん、物事は想定通りに進まない。主人公は逃亡し、家族を守らなければならない状況に陥る。犯罪ドラマの本作で、ようやくマッチョなテレビスターのキナマンは、B級アクションヒーローとしての地位を手に入れられるかも知れない。「ハングマン(死刑執行人)」というあだ名でラッパーのコモンも警察官役で登場していることも伝えておこう。アメリカでの公開は2019年3月22日。日本公開は未定。

映画『Pokémon Detective Pikachu』(名探偵ピカチュウ)

男はそのみすぼらしい通りを進まなければいけない。男自身はみすぼらしくはない。汚れてもいなければ、怯えてもいない。彼こそがこの物語の主人公、彼こそがすべてだ。彼は完全な男でなければならず、どこにでもいるような男でありながらも、他とは異なっていなければいけない。おまけに、なんだかライアン・レイノルズみたいな声で、その言葉が理解できるのは、ある若者(『ゲットダウン』のジャスティス・スミス)だけ。今回の予告編が解禁された11月12日の月曜日、視聴者の意見は真っ二つに別れた。公開を楽しみにしている人も——ポケモンとなると全部集めたくなる人もいるから——本当に混乱している人も、とにかく2019年5月10日は劇場へ行こう。

Translated by Shoko Natori

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