テイラー・スウィフトが語る、ケンドリック・ラマーのお気に入り曲とその理由

テイラー・スウィフト、左はケンドリック:2016年撮影(Photo by Lester Cohen/WireImage)

本日21日に開催されるテイラー・スウィフトの来日公演。Rolling Stone Japanでは、テイラーのことをよりよく知るための記事を連続で公開する。

24時間365日、いつもパパラッチやファンに追いかけられているテイラー・スウィフト。彼女がそんなときに気分をアゲるために使う「最終兵器」はケンドリック・ラマーを聴くことなのだという。

2014年にローリングストーン誌が取材を行った際、ニューヨークのセントラル・パークの近くで車から出たテイラー・スウィフトは、即座にパパラッチと多数のファンに囲まれた。テイラーが公園を抜けていくにしたがって、群衆が増え、押しも強くなってくると、ジャーナリストは恐怖すら感じたという。

そんなときにテイラーが「被害者思考から、一気に気分をアゲるコツを知りたい?」と言ってジャーナリストに渡したイヤホンから流れてきたのが、ケンドリック・ラマーの「バックシート・フリースタイル」だった。「これが私の最終兵器。全部歌詞を覚えちゃった」とテイラーは満面の笑みを浮かべて話したという。



「バックシート・フリースタイル」はケンドリックが2012年にリリースした『グッド・キッド、マッド・シティー』に収録。「俺が人生で手に入れたいのはカネと権力/俺をリスペクトしな、さもなきゃ鉛(銃弾)のシャワーで死んじまえ/俺のムスコよ、エッフェル塔みたいにでかくなれ/そうすりゃ72時間ぶっとうしでヤれるぜ/ちくしょう、最高の気分だ/そう、俺はマトリックスの世界にいるのさ」という歌詞は、「世の中のことを何も気にしていなかった16歳のときの気持ちを歌っている」とケンドリックは説明している。

Edited by The Sign Magazine

TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax
11月21日(水)東京ドーム
https://www.hipjpn.co.jp/live/ts2018/

Translated by Akiko Kato

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