クイーン、『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットでCDレンタル数が激増

1985年7月13日、イギリス・ロンドンで行われたライヴ・エイドに出演したフレディ・マーキュリー(Photo by Peter Still/Redferns)

11月9日より日本公開となった映画『ボヘミアン・ラプソディ』。クイーンのリード・ヴォーカルであるフレディ・マーキュリーの生き様を映し出した本作は、世代を超えて幅広い層から支持を集め、12月27日時点で興行収入67億円を突破する大ヒットを記録している。そんな中、公開がスタートした11月からTSUTAYAでもクイーン関連作のCDレンタル数が激増しているという。

TSUTAYAが集計したレンタル数ランキング(集計期間:2018年11月1日~11月30日)では、「We Are The Champions」、「Don’t Stop Me Now」など劇中でも登場する名曲を数多く収めたベストアルバム『ジュエルズ』が1位に輝いたほか、『グレイテスト・ヒッツ』(2位)、『ABSOLUTE GREATEST』(3位)などクイーンの名曲・代表曲を収めたベスト盤が軒並み上位にランクイン。映画を見てクイーンを聴きはじめたファンの入門編としてはもちろん、映画をきっかけに今一度聴き返したいというファンからも高い支持を集めている。

また、映画タイトルにもなった「ボヘミアン・ラプソディ」を収録した4thアルバム『オペラ座の夜』は5位にランクイン。劇中でもメンバーがレコーディングを行うシーンが大きく取り上げられているが、なんと前月比1,000%超のレンタル率を記録している。その他にも「We Will Rock You」を収録した6thアルバム『世界に捧ぐ』(9位)、「Killer Queen」を収録した3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』(10位)など、劇中で扱われている楽曲を収録したオリジナル・アルバムも映画公開後のレンタル数が急増しているとのこと。

そして、エルトン・ジョンやジョージ・マイケルも参加した『グレイテスト・ヒッツIII~フレディ・マーキュリーに捧ぐ~』(7位)や、フレディの死後に作成された『メイド・イン・ヘヴン』(8位)など、映画同様に彼の死を悼むアルバムも大きな注目を集めた。その他の関連作も、平均で700%を超える前月比を記録。社会現象化するクイーンの熱狂ぶりが伝わる結果となっている。



<映画情報>



『ボヘミアン・ラプソディ』
大ヒット公開中
監督:ブライアン・シンガー 製作:グレアム・キング、ジム・ビーチ 
音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)、ロジャー・テイラー(クイーン/ドラマー)
出演:ラミ・マレック、ジョセフ・マッゼロ、ベン・ハーディ、グウィリム・リー、ルーシー・ボイントン、マイク・マイヤーズ、アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

Rolling Stone Japan 編集部

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