YouTube、BTSのライブドキュメンタリー映画の配信を開始

2018年5月20日、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催されたビルボード・ミュージック・アワード2018niBTS (Photo by Ethan Miller/Getty Images)

記録的な興行収入を打ち立てたBTSの『Burn the Stage: The Movie』がYouTubeで初めてストリーミングされることが決定した。

2018年11月、BTSの『Burn the Stage: The Movie』はバレエ、オペラ、スポーツ試合をはじめとするライヴおよび録画イベントの映画スクリーンでの上映を指すイベント関連映画として、興行収入の世界記録を更新した。今回の成功に加えて、2017年に19都市をめぐったK-PopボーイズバンドのWINGSツアーの舞台裏を記録した同作が世界最大の動画ストリーミングサイトYouTubeで配信されることが決定した。

YouTubeのオリジナル動画コンテンツが視聴できるサービスYouTube Originalsが米現地時間1月15日火曜日に発表した内容によると、昨年同サイトが公開した『Burn the Stage』の短編シリーズの人気を受けて、1月18日金曜日の東部標準時間の午前9時からBTSのドキュメンタリー映画の完全版がオンエアされる。映画版ではスタジオでのインタビュー、拡大版のナレーション、BTSが所属する韓国のBig Hit Entertainmentの創業者パン・シヒョク氏のインタビューなどが盛り込まれている。

配給元のTrafalgar Releasingによると、『Burn the Stage: The Movie』は最初の週末だけで140万人の観客を動員すると同時に(2014年に公開されたワン・ダイレクションのドキュメンタリー映画『One Direction: Where We Are』の120万人という動員数を上回る数値である)全米ボックスオフィスで初登場10位にランクインするという快挙を成し遂げた。それなのに、バンドの勢いはまだまだ衰えそうにない。昨年は、北米スタジアムでのライヴが完売し、シングルとアルバムが全米のヒットチャートを駆け抜け、ついには米Pop Radioでも流れるほどになった。さらには、『BTS World Tour Love Yourself In Seoul』と命名された新しいライヴドキュメンタリーが1月26日から95カ国、3800の劇場で公開される。イベント関連映画としては、前代未聞の世界規模のリリースだ。

Translated by Shoko Natori

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