今週月曜日、性的暴行を受けたとの通報を受け、クリス・ブラウンがフランスのパリで拘束された。容疑は加重強姦および薬物使用。ブラウンのボディガードを含むほか2名も同じく拘束されたが、その後釈放された。
AP通信によると、ブラウンに強姦されたとして訴えている女性は被害届の中で、友人らとともに先週クラブで容疑者と出会い、その後パリのホテルへ向かったと述べている。司法関係者がAP通信に語ったところでは、検察当局はブラウンさんの出国を認めたものの、捜査は続けるという。
ローリングストーン誌はブラウンの弁護士にコメントを求めたが、返答は得られなかった。
火曜日午後、ブラウンはInstagramの投稿に長文を掲載し、容疑を激しく否定した。「ハッキリさせておきたい……これはでたらめだ、まったくの濡れ衣だ」とブラウンは主張。「これは俺の娘や家族の名誉を汚すものだし、俺の人格やモラルにも反する(原文ママ)」
今回の裁判沙汰の前にも、ブラウンは度々逮捕されている。2009年には、当時交際していたリアーナに対する暴行罪で逮捕され、6年間の保護観察処分を受けた。ちなみに保護観察は2015年3月に終了している。昨年5月には、2017年2月自宅にて、知人と2人で女性に性的暴行を加えたとして訴えられた。7月には別の重傷害罪で逮捕。2017年4月、フロリダのタンパで起きた事件にまつわるもので、ブラウンはカメラマンを殴ったとして罪に問われていた。
さらに直近では、先月カリフォルニアのロサンゼルスで2件の軽犯罪で起訴されている。いずれも、フサオマキザルを許可なくペットとして所有していたため。2月6日に罪状認否が行われる予定だ。