―アリーナでのコンサートや何か月も続くツアーの日々はもう終わったと考えていますか? 小さなシアターでのコンサートと時折のフェスティバル出演だけは続けようと思っていますか?
何も決めていない。今やっていることをただ受け止めているだけだ。今のツアーは俺にとって素晴らしい。動く標的だ。常に変わり続ける。俺はやりたいと思うことは何でもやりたい。俺には曲があり、ツアーへ出てロックして、楽しい時間を過ごせる。俺の曲を聴きたければ、コンサートへ来てくれればいい。たまには大きなイベントもいいが、その前には5〜6回の小さなコンサートをやりたい。一旦ステージに立てば、我々はプレイし、熱狂する。ステージ上を歩き、リラックスする。それが醍醐味だ。
―間もなく行われるウィニペグでのクレイジー・ホースとのコンサートは楽しみですか?
もちろん、楽しいコンサートになると思うよ。ちょうどラルフ(モリーナ)とセットリストについて話し合ったところだが、プレイするのがとても楽しみだ。一緒にプレイできることは格別だ。
―ギターはまたニルス・ロフグレンが弾くのでしょうか?
そう。彼がギターだ。彼はアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』や、俺の初期のアルバムでプレイしている。オリジナルのプレイヤーと組むと、レパートリーも豊富になる。
―現時点で、ニューアルバムに取り掛かっていますか?
いいや、していない。今は手を付けられないんだ。曲は書いているし、俺にとってとてもいいと思える曲も、いくつか書けた。どういう方向へ行くかは俺にもわからない。俺はただ進むだけさ。行き着くところへ行ったら俺は見極めるが、今はそれがどこかはわからない。