第61回グラミー賞、チャイルディッシュ・ガンビーノが最多受賞 ヒップホップ史上初の快挙

第61回グラミー賞最多受賞を果たしたチャイルディッシュ・ガンビーノ/昨年第60回グラミー賞出席時(Photo by Timothy Kuratek/CBS via Getty Images)

米現地時間2月10日(日)ロサンゼルス、ステープルズ・センターにて第61回グラミー賞授賞式が開催された。「年間最優秀レコード」と「年間最優秀楽曲」含む4部門をチャイルディッシュ・ガンビーノが受賞した。また「年間最優秀アルバム」を含む4部門を受賞したのは、ケイシー・マスグレイヴス次いで3部門で受賞したのはレディー・ガガとブランディ・カーライル。「最優秀新人賞」を受賞したデュア・リパは、「最優秀ダンス・レコーディング」との2部門での受賞となった。

第61回グラミー賞において、ラッパー/シンガーのチャイルディッシュ・ガンビーノが、アメリカが抱える人種差別問題などを歌った力強いメッセージで大ヒットした「ディス・イズ・アメリカ」で主要2部門「年間最優秀レコード賞」「年間最優秀楽曲賞」、そして「最優秀ラップ/サング・パフォーマンス賞」「最優秀ミュージック・ビデオ賞」の計4部門を受賞し、本年度のグラミー賞において最多獲得となった。チャイルディッシュ・ガンビーノは昨年「最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞」受賞に続き2年連続のグラミー受賞を果たし、さらに、今回「年間最優秀楽曲賞」においてヒップホップ楽曲が同賞を受賞するのはグラミー史上初の快挙を成し遂げた。また同曲ののミュージックビデオを手掛けたヒロ・ムライが、日本人として「最優秀ミュージック・ビデオ」を受賞した。ヒロ・ムライは「アメリカで起こっている悲劇だけを伝えたいわけではなく、そこには喜びも含まれている。全ての感情がビデオには含まれています。日本からもこのビデオやドラマへの感想やメッセージをたくさんもらってとても喜んでいます。自分の作品が日本にまで届いて嬉しい。日本は私の母国ですからね」と、英語でコメントした。

「最優秀新人賞」を受賞したデュア・リパは、ノミネート時にローリングストーン誌のインタビューで「尊敬する逞しい女性アーティストたちと同じ舞台に立てることに、やっぱり興奮してるわ。特に今年の最優秀新人賞候補は大半が女性で、その1人になれたことをすごく誇りに思ってる。音楽業界における女性への意識が大きく変わりつつある今は、まさに節目の時期だって感じてるから」とコメント。受賞後は「クレイジーね。イギリス出身のアーティストにとってグラミー賞は特別よ。もっともっと頑張らなきゃ、そして、謙虚な気持ちにもなる、そんな今までにない素晴らしい気持ちだわ」とインタビューに答えた。

前回の第60回授賞式では、「最優秀ラップ・アルバム」など全5部門を受賞し、今回唯一となる最多8ノミネートとなったケンドリック・ラマーは、「最優秀ラップ・パフォーマンス」のみの受賞という結果になった。また本年度の「最優秀ラップ・アルバム」は、カーディ・Bが受賞。「最優秀ロック・アルバム」は、2019年1月の初来日公演も盛況だったグレタ・ヴァン・フリートが受賞。「驚いた。まさかノミネーションされるなんて予想もしてなかった」とノミネート時にローリングストーン誌のインタビューに答えている。


グラミー賞オンエア情報
「第61回グラミー賞授賞式」
2月11日(月・祝)夜10:00[WOWOWライブ]リピート放送
「第61回グラミー賞授賞式」
3月31日(日)午後3:00 [WOWOWライブ]

RECOMMENDEDおすすめの記事


Current ISSUE

RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事