ダニー・ボイル最新作、出演キャストはハイムシュ・パテル、リリー・ジェームズ、エド・シーラン。もし、世界中の人々が「ビートルズ」の記憶を失ったら?ただ一人、ビートルズを歌う男が世界を変えていく物語。
若きソングライターが、ビートルズを世界に初めて披露する。6月28日公開予定のダニー・ボイルの最新映画『Yesterday(原題)』の予告編が到着した。
主演のハイムシュ・パテルが演じるのは、志は高いが売れない若手ミュージシャン、ジャック。彼が自動車事故に遭った同じ日、世界は謎の記憶喪失に襲われる。ジャックが目覚めると、ビートルズは歴史から跡形かたもなく消え失せていて、彼だけがビートルズの全曲を覚えているという設定だ。
『Yesterday』の最新予告編でジャックは、深夜のTV番組に出演して音楽史に残る名作のひとつ「サムシング」をあたかも即興で作ったかのように演奏し、世界的に大ヒットさせたり、エド・シーランから「ヘイ・ジュード」ではなく「ヘイ・デュード」したほうがいい、と的外れなアドバイスを受けたりする。新たな名声を手に入れた一方で、ジャックは彼の理解者である幼馴染エリー(リリー・ジェームズ)を失ってしまう。
『Yesterday』は、2017年に公開された『トレインスポッティング』の続編『T2トレインスポッティング』以来、久々のダニー・ボイルの長編作品となる。脚本は、『フォー・ウェディング』『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』などで知られるリチャード・カーティスが担当する。