ケンドリック・ラマー『ブラックパンサー』テーマ曲、アカデミー賞授賞式で披露せず

コーチェラでパフォーマンスを披露するケンドリック・ラマーとシザ(Photo by Larry Busacca/Getty Images for Coachella)

アカデミー賞授賞式のTV中継で、ケンドリック・ラマーとシザはオスカーノミネート曲「オール・ザ・スターズ」を演奏しないという。歌曲賞ノミネーションのうち、ライブパフォーマンスがないのは『ブラックパンサー』挿入曲のみだ。

ローリングストーン誌が関係筋から入手した情報によると、アカデミー賞授賞式のTV中継で、ケンドリック・ラマーとシザによるオスカーノミネート曲「オール・ザ・スターズ」のパフォーマンスは行われないことが明らかになった。スケジュールおよび移動上の理由のため、とヴァラエティ誌は報じている。

『ブラックパンサー』は2人による挿入曲が歌曲賞にノミネートされているほか、作品賞、音響効果賞、衣装デザイン賞、美術賞、音響編集賞、そして作曲賞(ルドウィグ・ゴランソン)など数々の部門でノミネートされている。

歌曲賞にノミネートされている他の4曲、『アリー/ スター誕生』の「シャロウ」(レディ・ガガとブラッドリー・クーパー)、『バスターのバラード』の「When a Cowboy Trades His Spurs for Wings(原題)」(ギリアン・ウェルチとデヴィッド・ロウリングス)、『RGB』の「I’ll Fight(原題)」(ジェニファー・ハドソン)、『メリー・ポピンズ・リターンズ』の「幸せのありか」(ベット・ミドラーとマーク・シャイマン)はいずれもTV中継でパフォーマンスが予定されている。

歌曲賞以外では、クィーンがアダム・ランバードをボーカルに迎え、ライブステージを披露する。クィーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』は作品賞、主演男優賞(フレディ・マーキュリー役を演じたレミ・マレック)、録音賞、編集賞、音響編集賞にノミネートされている。

2019年のアカデミー賞授賞式は30年ぶりに司会者不在で行われる。授賞式の模様は、米現地時間2月24日(日)、東海岸時間では午後8時から、西海岸時間では午後5時から、ABCで放送予定。日本では、2月25日(月)8:30よりWOWOWで生中継される。

Translated by Akiko Kato

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