ジェームズ・コーデンの番組に出演したネットで人気爆発中のフィリピンのボーイズバンドTNT Boysの前にアリアナ・グランデがサプライズで登場し、夢の競演を果たした。
先週、米人気番組『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン』に出演した人気急上昇中のフィリピンのボーイズバンド、TNT Boysが『ドリームガールズ』の代表曲「And I’m Telling You I’m Not Going」を熱唱する目の前にアリアナ・グランデがサプライズで登場した。
ここのところ、TNT Boysはビヨンセ、クイーン、シュープリームスなどのヒット曲のカバーによってインターネットで確固たる地位を築いてきた。キーファー・サンチェズ(15歳)、マッキー・エンプエルト(14歳)、フランシス・コンセプシオン(13歳)のトリオは現在ジェームズ・コーデンの最新タレント発掘番組『ザ・ワールドズ・ベスト』にも参戦中だ。
『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン』に出演した3人は、登場とともに冗談っぽくコーデンに会えた喜びを爆発させた。その理由は、コーデンがフィリピンでも大人気だからではなく、3人のお気に入りのアーティストに会ったことがあるから。そのアーティストとは、アリアナ・グランデだ。コーデンはアリアナ・グランデがこの番組をよく観てくれているのを理由に、TNT Boysに「こんにちは」と挨拶をうながした。もちろん、バックステージでアリアナ本人が隠れているのは秘密だ。
TNT Boysは「And I’m Telling You I’m Not Going」を熱唱し、歌い手としてのそれぞれの才能を見せつけただけでなく、3人の見事なハーモニーを披露した。曲も後半に差しかかると、突然現れたアリアナ・グランデの姿にトリオは完全に舞い上がり、4人の壮大なフィナーレで幕がおりた。
番組の後半、コーデンとのインタビューのために腰をおろしたグランデは、一国のチャートで3曲が同時にトップ3を独占するというビートルズ以来の快挙を成し遂げた初のソロアーティストという最近の記念すべき出来事を語った。「すごくおかしいわよね。もう大爆笑って感じ」とグランデは言った。「朝起きて、私のファンが作ったような編集記事か何かだと思ったの……。ほんとうに大興奮して、ママと一日中ドライブしながらビートルズを聴いてたわ」