現地時間3月29日、親族による故キース・フリントの葬儀が行われる予定だ。葬儀に先立ちバンドは、ファンに参列を呼びかけた。現地時間3月29日、イングランドのエセックスで行われる故キース・フリントの葬儀に先立ち、ザ・プロディジーが葬列への参加をファンに呼びかけている。
フリントは3月4日自ら命を絶った。享年49歳。検死官は、フリントがエセックスの自宅で首を吊ったことを明らかにした。薬物検査はいまだ結果待ちの状態で、7月23日に聴聞会が開かれる予定だ。
先週末、ザ・プロディジーはフリントの葬儀に先立って出棺ルートを地図で示し、葬列に参加して「キーフに最後のお別れをして“盛大に送り出して”やろう!」とファンに呼びかけた。
ファンのみんなにぜひ葬列に参加してほしい。葬列は3月29日金曜日の午後3時、エセックスのブレインツリーからスタートする。キーフに最後のお別れをして、“盛大に送り出して”やろう!献花などを希望する場合は、ボッキングの聖メアリー教会宛てに金曜日の午後2時までに送ってくれ。2019年3月23日10:48 PMさらにザ・プロディジーは、「教会での葬儀は家族や親しい友人のみで執り行われるが、スピーカーを設置して、式の様子を教会の外に伝える予定だ」と付け加えた。
フリントの死後、ザ・プロディジーは予定されていたツアー日程をすべてキャンセル。この中にはヨーロッパでの音楽フェスティバル出演も多数含まれていた。また彼らは4月13日のRECORD STORE DAYで、「Fight Fire With Fire」に代わる新曲をリリースすることになっている。
当初フリントは、ダンサーとしてザ・プロディジーに参加したが、最終的に1997年のアルバム『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』ではメインボーカルをつとめ、バンドの顔となった。ちなみにこのアルバムからは、「ブリーズ」「ファイアスターター」「スマック・マイ・ビッチ・アップ」など数々のヒット曲が生まれた。またバンドの絶頂期には、フリントがローリングストーン誌の
表紙を飾ったこともあった。