米人気歌まねユーチューバーがツェッペリンやレッチリで歌うモトリー・クルーを見る

米人気歌まねユーチューバーのアンソニー・ヴィンセント

米人気歌まねユーチューバーのアンソニー・ヴィンセントが、モトリー・クルーの「キックスタート・マイ・ハート」のカバーを新しく公開した。1つの楽曲で最大20の異なるアーティストのスタイルで歌うことで有名なアンソニーの新作には、レッド・ツェッペリンやリッキー・マーティン、レッド・ホット・チリペッパーズのモノマネを披露している。

1つのポップ・ソングを最大20の異なるアーティストのスタイルで歌うことで知られる器用なシンガー、アンソニー・ヴィンセントが様々なスタイルに移り変わるモトリー・クルーの「キックスタート・マイ・ハート」のカバーを新しく公開した。

この選曲はNetflixのモトリー・クルー最新伝記映画『ザ・ダート』にヴィンセントがカメオ出演したことに関連しており、彼はこのカバーをリード・シンガー、ヴィンス・ニールの印象的なものまねでスタートしている。そこからリッキー・マーティンの90年代後半のラテン・ポップやディーン・マーティンの味のあるクルーニング、ザ・プロディジーのビッグ・ビート・エレクトロ、ダリル・ホール&ジョン・オーツのブルー・アイド・ソウルなどのスタイルへと変わっていく。ヴィンセントは「キックスタート・マイ・ハート」のギター・ソロまでも自身の口とディストーション・エフェクトを使い再現しており、そこまで大きく変わらないレッド・ツェッペリンとグレタ・ヴァン・フリートのスタイルを生意気な感じで交互に歌っているところは中でも特におもしろい。



アンソニー・ヴィンセントは2014年に、カート・コバーンからフランク・シナトラ、RUN-D.M.C.、メタリカまで、20人の異なるシンガーのスタイルでカバーしたケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」を公開してブレイクした。彼は自身のYoutubeチャンネル「Ten Second Songs」でテイラー・スウィフトの「バッド・ブラッド」やアリアナ・グランデの「プロブレム」、ドレイクの「イン・マイ・フィーリング」、システム・オブ・ア・ダウンの「チョップ・スイ!」など、様々なスタイルでカバーした曲を公開し続けている。

Translated by Takayuki Matsumoto

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