ジム・ジャームッシュの新作ゾンビ映画『The Dead Don’t Die』に、ビル・マーレイ、イギー・ポップ、トム・ウェイツなど豪華キャスト陣が出演する。他には、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、セレーナ・ゴメスもキャスティングされている。
ビル・マーレイ主演のジム・ジャームッシュのゾンビ映画『The Dead Don’t Die(原題)』が米国現地時間6月14日に封切られる。ジャームッシュ監督・脚本のこの作品はオールスターキャストで、映画配給会社フォーカス・フィーチャーズは「散り散りに配置された史上最高のゾンビ・キャスト」と呼んでいる。同作品のプロットはまだ公開されていない。
イギー・ポップ、トム・ウェイツ、RZA、セレーナ・ゴメスが主演するほか、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ロージー・ペレス、サラ・ドライヴァー、キャロル・ケインも出演する。
今回のゾンビ映画は、2016年のストゥージーズのドキュメンタリー映画『ギミー・デンジャー』以来のジャームッシュ作品となる。かつてジャームッシュは1995年の『デッドマン』でもイギー・ポップをキャスティングしていた。また、同監督は今回出演する多くの俳優たちとも過去にコラボレーションしている。RZAは1999年の『ゴースト・ドッグ』の音楽を担当し、出演も果たしている。トム・ウェイツは1986年の『ダウン・バイ・ロー』に主演し、2003年の『コーヒー&シガレッツ』にもイギー・ポップとともに出演していた。また、この作品にはRZA、GZA、ビル・マーレイも登場していた。
また、ジャームッシュはジョゼフ・ヴァン・ヴィセムと4度目のコラボレーション作品『An Attempt to Draw Aside the Veil(原題)』を2月にリリースしている。