YouTube、リアリティ番組を開始か? ジャスティン・ビーバーとのプロジェクトも予定

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YouTubeの広告主向けイベント、ブランドキャストでYouTubeは台本のない十数作の新作シリーズ番組の公開を発表した。ジャスティン・ビーバーやパリス・ヒルトンなどとのプロジェクトも予定されている。また、ミシェル・オバマやアリシア・キーズを迎えた様々なシリーズ番組が広告付きの無料版で視聴可能になる。

YouTubeが“リアリティ番組”や“ドキュメンタリー”としてお馴染みの台本のない番組制作の世界に参入しようとしている。エンターテイメントを中心に扱う米ハリウッド・レポーター誌によると、動画共有サービス会社はジャスティン・ビーバーやパリス・ヒルトンとのコラボレーションをはじめとする十数作の新プロジェクトを開始する。さらにYouTubeは、来年放送予定のビーバーの「トップ・シークレット」プロジェクトのティザーも公開した。

YouTubeが新規プロジェクトを発表したのは米現地時間5月2日木曜日に開催された毎年恒例の広告主向けイベント、ブランドキャストでのことだ。YouTubeのオリジナル番組が楽しめる広告なしのYouTube Premiumが月額12ドル(日本では1180円)であるのに対し、広告付きの新規プロジェクトは無料で、YouTubeの「音楽、教育、パーソナリティー」のジャンルに組み込まれる。ビーバーとヒルトンの両プロジェクトは2020年公開予定だ。

セレブをフィーチャーしたほかの番組もYouTubeの無料版サービスで復活する。ブランドキャストのイベントでアリシア・キーズは自らの番組『Unwind』について語り、本の読み聞かせを行う教育番組『BookTube』にミシェル・オバマが出演することも明らかになった。映画『ベスト・キッド』の続編フランチャイズシリーズ『Cobra Kai』も3シーズン目を前にリニューアルされる予定だ。

Translated by Shoko Natori

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