OGRE YOU ASSHOLE×コナン・モカシン対談:両者の考える「サイケデリック」

左からコナン・モカシン、OGRE YOU ASSHOLEの出戸学(Photo by Takanori Kuroda)



─オウガは長野を拠点にずっと活動していますが、その環境も自分たちの音楽性に影響を与えていると思いますか?

出戸:自分たちにとっては長野が日常なので、逆にこうやって都会に出てくると不思議な気分になるんですよね。ファッションブランドのお店なんてうちの周りにはないし(笑)。 さっき話したような「虚構」として成り立っているものをより強く意識するのは、田舎に住んでいるからなのかもしれない。

─東京と長野を行き来しているからこそ、そういう視点が生まれるのかもしれないですね。

コナン:僕も元々は都会出身ではなく、人口が500人くらいの海辺の村に住んでた。でも人生の半分くらいは都会にいるね。実は今、伊豆に引っ越そうかなと思っててさ。今住んでいる東大島も、いわゆる「東京」っぽくなくて公園もあっていいところだけどね。


OGRE YOU ASSHOLEとジャズバスターズ。(Photo by Yuki Kikuchi)

─コナンもニュージーランドやロンドン、ロサンジェルスそして東京と、拠点を移しながら活動していますよね。そもそも、どうして日本に住むことにしたんですか?

コナン:パートナーのヒロミ(オオシマ・ヒロミ)との間に娘ができて、彼女はハーフなんだけど、子供が生まれたことで日本への愛郷心が強くなったんだよね。その前はロスに住んでいたのだけど、お産で彼女と一緒に日本に来たらすっかり気に入ってしまったんだ。その前から日本は大好きで、最初に来たのが確か2008年かな? 短い滞在だったのに、帰るときには寂しくて泣いてしまったんだ(笑)。なんでこんな気持ちになるんだろうってその時から不思議だった。リラックスできるんだよね、ロスなんかよりも。人はみんな魅力的だし、ものすごくきめ細かい心遣いがあって、穏やかで。

出戸:長く住んでみると、印象が変わってくるかもしれないですよ?(笑)

─(笑)。それに今後、音楽にも日本での生活が反映されることもあるかもしれないですね。

コナン:間違いなくあると思うよ。やっているときには気づかないかもしれないけど、きっと何年か経って「ああ、あれは日本にいたからあんなサウンドになったんだな」みたいに思い返すんじゃないかな。



<イベント情報>

OGRE YOU ASSHOLE Live at WWW X
2019年7月19日(金)WWW X
料金:前売 4000円(税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング)
時間:OPEN 18:30 / START 19:30
出演:OGRE YOU ASSHOLE
公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011055.php

Translated by Kana Tsuji

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE