現地時間25日、音楽アーティストのモービーが自身のInstagramで女優のナタリー・ポートマンに謝罪を表明した。モービーの最新著書『Then It Fell Apart(原題)』の中でポートマンとの過去の交際を明かしたことについて、ポートマン側が抗議したため。「時間が経つにつれ、『Then It Fell Apart』の中でナタリーに言及したことに対する批判の多くは、理にかなっていると思いいたりました」
「本に登場することを彼女に事前に知らせなかったことは、実に配慮に欠けていたと痛感しています。また同様に、彼女の反論に十分敬意を払わなかったのも無神経だったと思っています。僕はナタリーを、彼女の知性や創造性、動物愛護の活動を尊敬しています。彼女や彼女の家族に嫌な思いをさせてしまい、申し訳なく思っています」
モービーは『Then It Fell Apart』の中で、初めて会ったのはポートマンが20歳の時(実際には、1999年当時彼女は19歳だった)だと主張。その後ひと騒動起きてからは、Instagramで2人の関係を「お互い同意した上での、つかの間の純愛」だったと説明した。
だがポートマンは、最近のインタビューでモービーの回想についてこう語った。「彼と知り合ったごくごくわずかな期間を、彼は付き合っていたと表現するのを聞いてびっくりしました。私の中では、高校を卒業して間もなく、ずいぶん年上の男性に付きまとわれたという風に記憶しています」
ポートマンの発言の後、モービーは2人が付き合っていたと改めて主張し、2人が一緒に写っている「証拠写真」を投稿した。「嘘をつかれるなんて心外だ。僕はいつも彼女を尊敬していたし、友達だと思っていたのに。彼女のファンたちから匿名の脅迫を受けていて、仕事や健康にも影響が出ている」と、ポートマンの主張に対してモービーはこう投稿した。
だが25日に投稿した謝罪文でモービーは「ナタリーをはじめ、『Then It Fell Apart』に登場した方々に対し、事前にお伝えしなかったこと」を謝罪した。
「『Then It Fell Apart』の中ではすべての人々に対し、尊厳と敬意を払って書いたつもりです。だとしても、出版前に連絡しなかったことは配慮に欠けていました」と本人。
「また14歳という年齢の差を考えれば、20年前ナタリーと初めて出会ったときに、もっと責任と敬意ある行動をとるべきだったと反省しています」