ビリー・ジョエル、ジョン・ボーナムの息子とツェッペリンを演奏

ビリー・ジョエルとジェイソン・ボーナムの息子がタッグを組んで「胸いっぱいの愛を」と「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」を演奏

レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムとビリー・ジョエルが、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」と「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」を演奏した。

レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムの息子にドラムを任せたビリー・ジョエルと彼のバンドが、最初にくり出したのは「胸いっぱいの愛を」だった。ジョエルのギタリスト、マイク・デルジュディスがリード・ヴォーカルを務め、ジェイソンが尺長のドラムソロで盛り上げた。続いて演奏された「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」では、ジョエルがメインとなってリードした。

ジョエルは自身のコンサートでレッド・ツェッペリンの楽曲を複数演奏することが多々あり、日によって部分的だったり、まるまる1曲だったりと変化する。しかし、ツェッペリンの「ロックン・ロール」は、ジョエルのアンコール定番曲「ガラスのニューヨーク」の中に必ず登場する定番曲となっている。

最近ローリングストーン誌に掲載された、ビリー・ジョエルの最新インタビューの中で「キャプテン・ジャック」をけなしたことがきっかけなのか、この夜のコンサートでは1973年にヒットしたこの曲を2年ぶりに(渋々?)演奏した。ちなみに、このインタビューでジョエルは「いい年のとり方をしていなかったせいで、ジャック大佐はジャック一等兵に降格になった」と話していた。

また、この曲は兄弟愛の町フィラデルフィアで行ったジョエルのコンサートで4晩連続で披露されており、少なくとも今回のフィラデルフィア公演の定番曲となったようだ。ジョエルはインタビューで、「この曲を歌うとどうしても侘しい感覚を覚えるから、もう歌いたくないっていうのが本音だよ。とはいえ、今後どこかで歌う可能性はゼロじゃない」とも語っていた。

Translated by Miki Nakayama

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