オスカー俳優のキューバ・グッディング・Jr、バーで女性の胸を触ったとして告発される

キューバ・グッディング・Jrが、ニューヨークのルーフトップ・バーで女性の胸を触り痴漢容疑で出頭(Photo by Steven Ferdman/Shutterstock)

『ボーイズン・ザ・フッド』『エージェント』『スノー・ドッグ』などヒット映画で知られるオスカー俳優キューバ・グッディング・Jrが、女性にお触りをした疑いをかけられ、現地時間13日に米NY警察に出頭した。彼にかけられた容疑は第3級強制わいせつ罪および性的暴行罪で、いずれも軽犯罪。ニューヨーク・タイムズによると、性的暴行の場合は最大1年間の禁固刑が求刑される。

51歳のグッディングは先々週末、ニューヨーク市内にあるバー、Magic Hour Rooftop Loungeで女性の胸をわしづかみにしたとして告発された。ゴシップサイトTMZが入手したバーの監視カメラの映像には、グッディングと恋人のクロディーヌさんが1人の女性に近づき、隣に座る様子が映っていた。そのあとグッディングは身を乗り出して女性の太腿に振れ、数秒後には胸にも触った。そのあと映像には、女性がバーの警備員の男性に近寄って話しかけている様子が映っていた。グッディングは警備員に追われながら店を後にした。

9日に第1報が報じられると、別の女性も数年前にグッディングから痴漢されたと名乗り出たと、NY警察が明かした。グッディングが2件目の容疑で追起訴されるかどうかは分かっていない。

監視カメラの映像があるにも関わらず、グッディングは何も悪いことはしていないと否定。11日にはTMZの取材に対し、映像を見れば「実際に何が起きたのか、もっとも肝心な点がわかるはずだ」と述べた。グッディングの弁護士のマーク・ジェイ・ヘラー氏は、罪状認否でこう述べた。「我々は彼が件の施設にいた時間の監視カメラ映像をつぶさに検証しました。犯罪行為は1ミリもなかったことをお伝えいたします」。ヘラー氏ともう一人の弁護士パトリック・クナップ氏に追加のコメント取材を求めたが、すぐに回答は得られなかった。

罪状認否の後、グッディングは自己誓約に基づいて保釈された。次の出廷は6月26日の予定。

Translated by Akiko Kato

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