小学校乱射事件は陰謀だったと主張するトンデモ本編集者、敗訴

米サンディフック小学校乱射事件の被害者の父親(写真)が、事件は「偽旗作戦」だったとするインチキ本を出版した編集者を訴えていた裁判で勝訴。(Photo by Alex Wong/Getty Images)



本の出版元であるMoon Rock社は増刷を取りやめるとともに、6月末までに完全に販売を中止するという。損害賠償額を決める審理は10月に行われる予定。

Moon Rock社のデイヴ・ギャハリー首席執行役は声明の中で、ポズナー氏と実際に話をしてみたことで真実だと悟ったと述べた。「彼の目を見て、彼の証言に耳を傾け、互いに抱いていた疑念を率直に話し合い、そして最後には握手を交わしました」とギャハリー氏。「ポズナー氏と面と向かって話をしたことで、彼が息子の死について真実を語っているのだと思いいたるようになりました。ポズナー家の皆様には心より、誠意を込めてお詫び申し上げます」

フェッツァー被告は判決に対し、Twitterでこう述べた。「法廷での結果は、期待通りのものではなかった」とツイート。「私は(本に)掲載した死亡証明が偽造である――証明書などないのだから――ことを示す決定的な証拠を提出することもできたのが、判事から禁じられたのだ」

本に関する裁判は、ポズナー氏がサンディフック陰謀論者らを相手に起こした聖戦のひとつにすぎない。現在少なくとも9件の訴訟が進行中で、さらにポズナー氏は支援者グループHONR Networkとともに、YouTubeやFacebookといった企業に対してもニュータウン乱射事件に関するニセ情報の削除を呼びかけている。

Translated by Akiko Kato

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