ガンズ・アンド・ローゼズ、不仲時代のメンバー間の暴言12選

ガンズ・アンド・ローゼズ(Jack Lue/Michael Ochs Archives/Getty)

2016年に再結成を果たしたガンズ・アンド・ローゼズは、今年11月まで公演のさらなる延長が決定した。バンドが崩壊し、かつてメンバー間の確執が深まっていた時代、ダフを「根性なし」、スラッシュを「癌」と呼ぶなど、公にそれぞれを叩き合った暴言を振り返り、不仲時代を回想する。

様々なバンドが毎年、再結成を果たしているが、90年代半ばに段階的にバンドが崩壊していってから元メンバー間の確執が相当深まっていたため、ガンズ・アンド・ローゼズが再結成した当時は色々な噂が飛び交っていた。アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンというバンドのオリジナルメンバーが2016年に再結成を果たし、音楽史上もっとも高い興行収入を上げたツアーのひとつになるとは当時は想像もつかなかっただろう。そして、ロングランとなっている再結成ツアーが北米での追加8公演とともに延長されることが明らかになった。秋から再始動する「ナット・イン・ディス・ライフタイム・ツアー」は9月25日のノースカロライナ州シャーロットを皮切りに、11月1日・2日のネバダ州ラスベガスでの連続公演で幕を閉じる。ここで、かつての"不仲時代"に、ガンズ・アンド・ローゼズがメンバー間で吐きあった暴言の数々を改めて紹介する。

1.「個人的にスラッシュは(バンドの)癌で、取り除くべきだし近づかないほうがいいと思っている。あいつやあいつの支持者たちのことは知らなければ知らないほどいい」
-アクセル・ローズ / 2009年の『チャイニーズ・デモクラシー』リリース後のインタビューにて。

2.ダフは「根性なし」、スラッシュは「マット・ソーラムを嫌っている」
-スラッシュ / スラッシュが2005年にアクセルの家を早朝に訪ねて来て言ったとされることをアクセルが声明の中で明かす。

3.「イジーのアンプの後ろにはローディーが立っていた。イジーはドラッグでハイになりすぎて違う曲を違うキーで弾いていたからな。イジーは毎回アンプのところに行ってボリュームを上げて、オーディエンスの方に振り向く。オーディエンスの方に振り向いたらローディーがアンプのボリュームを下げていた。俺たちが曲をやるためにはそうするしかなかったんだ」
-アクセル / 2002年のボストン公演のステージにて。

4.「もう終わりだ。あいつにはうんざりだ。あいつの話はもう二度としない」
-スティーヴン・アドラー / 2012年にアクセルについてローリングストーン誌に語る。

Translated by Takayuki Matsumoto

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