ウッドストック50周年フェス、主宰者は今夏開催をまだ諦めていないと主張

ウッドストック50の共同主催者マイケル・ラング(Lauren Lancaster/The New York Times/Redux)


困難な状況が次から次へと持ち上がる中、ウッドストック50のオーガーナイザーたちは多数の規則や規定に応じなくてはいけない。これは初回ウッドストックが成功したとはいえ、カオス状態になった事実を考慮して作られたものだ。そこで、これが皮肉に感じるかをラングにきいてみた。すると、彼はくすくす笑いながら「ああ、でもそれが世の中ってものだよ。最初は私たちも後ろからこっそり近づいたからね」と言った。新たに設けられた規則について、彼はこう付け加えた。「理解できる規則もある一方で、中には主催者に二度と同じフェスティバルを開催させたくないという意図を持って加えられた規則もある。初回で学んだ教訓があるし、業界もそれを活かしている。でも、彼らが求める条件の多くはやり過ぎという印象だ。安全性を蔑ろにすることは絶対にないが、これらの規則や規定はこの業界を全く知らない人々によって作成されたものさ。彼らは過去の出来事に過剰に反応しているだけだね」

会場もチケット発売も未定の状態で、ウッドストック50自体は1ヶ月半後に開催される予定のままという現状を、ラングが本当に理解しているのか確認してみた。「わかっているよ!」と言って笑ったラングは「ちゃんと理解している。ただ、これまでの成り行きが信じられなくて……とにかく凄い。まあ、こういう状況は今回が初めてじゃないけどね」と続けた。開催を危ぶむ人たちへのコメントを求めると、「そうだな……『見てろ』かな」と笑って「それ以外に何を言えっての?」と言った。

ある意味で生命維持装置につながれた状態のウッドストック50だが、このフェスティバルが中止になる可能性についてラングに質問すると、彼の表情は一変した。そして「あり得ない。その方向へギアは切っていないから。私はそういうやり方をしない。ある種、楽天的というか……うん、この気質は今回とても役に立っている」と反論した。

Translated by Miki Nakayama

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