この熱い気持ちを引き継ぎたいー今のモーニング娘。’19の強みは何ですか? 生田 臨機応変……っていうのもおかしいですけど、何でも対応できるのが今のモーニング娘。’19の強みだと思っています。例えば、「この日までに絶対に覚えなきゃいけない」っていうものがあったり、映像からでしか振りが起こせなかったりするものもあるんですけど、モーニング娘。’19は動画を見てみんなで合わせるための時間をしっかり作るんです。それで、その場で場位置を渡されて、「はい、これやって」って言われても基本的にみんなできる。だから、最近のモーニング娘。’19の表の強みはフォーメーションダンスですけど、裏の強みは何でも対応できることなんだと思います。
石田 あと、どの時代にも凄い個性を持った先輩方がいらっしゃったと思うんですけど、今も個性は負けていないんです。歌ならこの子、ダンスならこの子、雑誌に出るならこの子、みたいにみんなそれぞれ一つ以上の強みを持っている。それがグループとして集まったときにより強い力になるので、それは今の強みだと思います。
ーでは、モーニング娘。’19の今後の目標は?生田 もっとみんなのスキルが上がればいいと思います。今はダンスのメンバー、歌のメンバーって分かれることが多いので、全員がオールマイティに対応できるのが理想です。いろんな場面でモーニング娘。’19の名前が広がるようにメンバーの対応力が増せば増すほど、今のモーニング娘。’19を知らない方にも知ってもらえるきっかけが生まれると思います。石田 私は、モーニング娘。’19のグループとして熱いところが一番好きなので、その熱量はこれからもキープしたいです。今、モーニング娘。’19はオーディションを行っていて、もうすぐ新メンバーが入ってくる状態なので、新メンバーにもこの熱い気持ちを引き継ぎたいです。リハーサルが連日続いて体力的にしんどかったり、楽しい活動ばかりではないので、それぐらい熱い気持ちがないとモーニング娘。’19はできないんだよっていうことを教訓としてつなげていきたいと思います。
ー最後になりますが、YOSHIKO先生は皆さんのことをべた褒めしてましたよ。「 ’17を超えられるか不安だったけど、見事に超えてきた」って。石田 うれしい! 楽しかったもん、ライブ。
生田 楽しかったね。
ーやっぱり、楽しいということが大きいですか。石田 はい。怒られてばかりだった初期の頃は……。
生田 楽しくなかったね。
石田 うん、「楽しまなきゃ!」って必死だったけど、今は自然と楽しいと言える。怒られることをしていたからしょうがないんですけど、今はその経験から学んだ後なので。ファンの方にもよく言うんですが、「ライブは絶対に楽しいから、何も心配しないで来てください!」って。間違いないです。
生田衣梨奈
1997年7月7日生まれ。福岡県出身。2011年1月2日、9期メンバーとしてモーニング娘。に加入。現在は、石田亜佑美とともにサブリーダーを務める。
石田亜佑美
1997年1月7日生まれ。宮城県出身。2011年9月29日、10期メンバーとしてモーニング娘。に加入。昨年末、グループのサブリーダーに任命された。
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