マナ「今日は、「PINKなPUNKがプンプンプン トゥアー!」JAPANトゥアーファイナル見に来てくれてありがとう! 嬉しい! それで、「PINKなPUNKがプンプンプン トゥアー!」だもんね。『PINK』も『PUNK』も聴いてくれた? 最高だよね!」
そう語ると、グッズ紹介のコーナーへ。ユナが、「今日も暑いねー」と、ユウキがイラストを担当したタオルでさりげなく汗を拭き「CHA オル」を紹介するなど、グッズの紹介ひとつ取ってもCHAIの世界感満載。一人一人グッズを紹介すると、なぜかその場に紹介したグッズを投げ捨てるという不思議な演出も、笑いとともにそのNEOかわいい世界を形作っていった。
2019年7月にオープンするCHAI オフィシャルファンクラブ「ピンクラブ」の宣伝をしながら、メンバーが会場の手拍子を誘うと、そのまま「FAMILY MEMBER」へ。アカペラからドラム、ベース、ギターが順に入っていき圧倒的なグルーブを生み出していく。「そう 壁はいらない」という歌詞の通り、いつの間にか会場はまさにFamilyの様な一体感でCHAIのライヴを楽しんでいた。『PUNK』の最後の曲「フューチャー」でライブ本編は終了。会場から惜しみない拍手が送られると、その拍手はすぐにアンコールへ変わっていく。再び4人が、“秘密のプレゼント”(受け取った人にしかその中身は分からない)を会場に投げながら登場し、マナがMCを行なった。
マナ「日本のツアーを、6月に持ってきたのは、私たちやっぱり日本人なので、3月にアメリカ廻って、5月にヨーロッパ廻って、最後に私たちが大きくなった姿を日本のみんなに見て欲しかったから! 『PUNK』っていうアルバムの名前にしたのは、私たちの今年の生き方の目標で。そのPUNKっていうのは、壊していくとかじゃなくて、私たちがなりたい自分になるとか、もっともっと新しい自分になっていくっていう生き方をしたい。だもんで、みんなも負けんじゃねえぞ! ありがとー!」
そんな力強いメッセージにぴったりな「アイム・ミー」を披露。そして最後の曲「sayonara complex」では、天井から巨大なミラーボールが降りてくるという演出も。ミラーボールの光が、観客一人一人へのスポットライトかのように、会場を照らしていく。曲が終わり大きな拍手に包まれるEND SEの中、CHAIのメンバーがはけライブが終わるかと思われたその瞬間、CHAIのメンバーが再登場し、「CHAI presents CHAIとみてみチャイ」という企画イベントを開催すると発表した。これは、CHAIの約1年半ぶりの対バン企画で、東京・名古屋・大阪で開催される。ゲストの出演者は後日発表されるとのことなので、CHAI公式HPや、 Twitterをチェックしておこう。
NEOかわいいを更新し続けるCHAIのこれからに目が離せない。
=セットリスト=
1. CHOOSE GO!
2. ボーイズ・セコ・メン
3. ファッショニスタ
4. 自己紹介
5. N.E.O
6. クールクールビジョン
7. GREAT JOB
8. カーリーアドベンチャー
9. ほれちゃった
10. Feel the BEAT
11. THIS IS CHAI
12. ハイハイあかちゃん
13. ぎゃらんぶー
14. FAMILY MEMBER
15. フューチャー
E1. アイム・ミー
E2. sayonara complex
<ライヴ情報>
CHAI presents CHAIとみてみチャイ
2019年12月13日(金)大阪・BIG CAT
2019年12月14日(土)名古屋・BOTTOM LINE
2019年12月19日(木)東京・マイナビBLITZ赤坂
※ゲストの出演者は後日発表。
公式HP:
https://chai-band.com/
公式Twitter:
https://twitter.com/chaiofficialjpn
オフィシャルファンクラブ「ピンクラブ」:
https://sp.chai-band.com/
Rolling Stone Japan 編集部