夏の野外上映に最適、屋外プロジェクター・ベスト5

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夏にぴったりの、お気に入りの映画やテレビ番組が楽しめる屋外プロジェクターベスト5

今年の日本の梅雨は長い。でも梅雨は明け、夏がやってくる。キャンプ、テラス、屋上などで映画を観るよりも楽しいことはあるだろうか? 当然ながら、答えはノーだ。友人を誘って食べ物を準備し、ビーチチェアと屋外プロジェクターをセットして夜空の下で映画楽しもう! ストリングライトやクーラーボックスなど、屋外での映画鑑賞を最高の体験にしてくれるアイテムを挙げるときりがないから、それは別の機会にとっておこう。今回は、夏の夜の映画鑑賞に欠かせないナンバー1アイテム、プロジェクターが主役だ。

ローリングストーン誌では以前にプロジェクターを紹介したが、今回は屋外での使用に特化した別のセレクションをお届けしよう。より鮮やかな色彩、はっきりとした白、奥行きのある黒を期待してほしい。どれも、映画鑑賞を台無しにするおそれがあるあらゆる要素に対処できる丈夫なマシンだ。お気に入りの映画やテレビ番組がいまだかつてないクオリティで映し出されるのをご期待あれ。

本題に入る前に、ルーメンについて話しておこう。ここで紹介するすべてのプロジェクターにはルーメンという単位を表記している。ルーメンとは、プロジェクターが発する光の明るさの量を表すものだ。ルーメン数が高ければ高いほど、投影される画像が明るくなるのだ。したがって、日中にプロジェクターを使う場合は、可能な限りルーメン数の高いプロジェクターを選ぼう。だが、屋外で映画、テレビ番組、スポーツイベントを観るベストなタイミングは日没だ。どれだけテクノロジーが優れていても、本物の太陽には太刀打ちできない。だからポップコーンを作って、冷えた缶ビールを開けるのは夕暮れまで待つことにしよう。

真っ白な紙や壁に投影するのもいいけれど、より優れた映像体験を楽しみたい人には、ブラックアウトクロスやプロジェクターペイントがおすすめだ。
さあ、梅雨で気分が下がっているけれど、来たる夏の準備をしておこう!

1. ViewSonic PG800HD

ViewSonic PG800HDに勝るプロジェクターには滅多にお目にかかれない。だからこそ、今回のリストのトップバッターに持ってきたのだ。5000ルーメン、画面解像度1920 x 1080。美しく鮮やかな大画面を投影してくれる屋外プロジェクターを探しているなら、ViewSonic PG800HDより優れたプロジェクターを見つけるのはかなり難しいだろう。トップレベルの画質に加え、このプロジェクターは1.3倍ズーム機能も搭載しているから設置場所を選ばない。大型スピーカーを内蔵しているので音質も最高だし、何か問題が発生しても3年保証があるから安心だ。内蔵スピーカーのクオリティはなかなかだが、HDMI端子でホームスピーカーにつなぐことをおすすめする。観ている番組のサウンドが最大限に体感できるから。12万円をわずかに上回るViewSonic PG800HDは、今回のリストのなかでももっとも高額なプロジェクターだ。質の高さを求めている人にはもってこいのアイテムである。米Amazon.comでの購入価格は1161.35ドル(およそ12万5000円)。 ※日本総代理:https://www.viewsonic.com/jp/

2. BenQ MH760

およそ11万円という価格のBenQ MH760は、5000ルーメンのIMAX級DLP方式のお手頃価格のプロジェクターだ。10ワットのスピーカーを2機搭載しているため、本体だけでもしっかりとしたサウンドを届けてくれる。さらには、中央のレンズと縦にシフトするレンズのおかげで設置も簡単だ。初心者がプロジェクターを画面に近すぎる、あるいは遠すぎる場所に設置しても、レンズを調整すれば本体を動かす必要もない。プロジェクターの設置は決して簡単ではないからこそ、BenQはテクノロジーを屈指してこうした問題を解決してくれるのだ。何かと電源を切るのを忘れてしまいがちだからこそ、使用していない状態が20分続くと自動的に電源がオフになるのもありがたい。屋外でのプロジェクター体験をアップグレードしたい人には自信を持っておすすめしたいアイテムだ。米Amazon.comでの購入価格は1030.22ドル(およそ11万1000円)。 ※日本総代理:https://www.benq.com/ja-jp/index.html

Translated by Shoko Natori / Edited by RSJ

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