スターダスト☆レビュー日比谷野音公演、ホーン隊交えレア曲披露も

日比谷野外音楽堂に立つスターダスト☆レビュー

スターダスト☆レビューが8月11日、夏恒例の野外ライブツアー「楽園音楽祭2019」の東京公演を、日比谷野外大音楽堂にて開催した。ホーン隊「んなアホなホーンズ」をサポートに迎え、普段のライブツアーでは演奏機会が少ない“マニアック”な楽曲を含む全23曲を披露。快晴に恵まれた天候の下、野音に詰めかけた満員のオーディエンスを沸かせた。

この日の開演時間は17時。まだまだ空が明るく、セミの声が鳴り響くなか、ホーン隊3名が演奏しながら登場し、続いてスタ☆レビのメンバーが登場。根本要(Vo&Gt)の「オープニングはディスコー!」という掛け声から、「君の瞳に恋してる」という邦題でおなじみ「Can’t take my eyes off you」のカバーでライブは幕を開けた。根本のハイトーンボイスやバンドのリズミカルな演奏に「んなアホなホーンズ」が彩りをプラス。サックスやトランペット、トロンボーンからなる重厚ホーンセクションが加わり、楽曲はゴージャスなアレンジに。そのまま序盤では、「この胸で泣けばいい」、「空がこんなに青いはずがない」といった、夏の野外にふさわしいアップテンポなナンバーが続く。オーディエンスはコール&レスポンスに加わったり、両手を上げたり、体を揺らしたりと、思い思いにライブを楽しんでいた。

ライブ中にも話題に挙がったが、現在スターダスト☆レビューは、2018年にリリースしたアルバム『還暦少年』のライブツアーを開催中。こちらは、なんと全81公演にも及ぶ大規模ツアー。それと並行して、今回の野外ライブツアー〈楽園音楽祭2019〉も9公演が行われるというから驚きを隠せない。もちろん両ツアーはコンセプトが異なるもので、ライブ序盤のMCコーナーで「「楽園音楽祭2019」でツアーでは普段なかなかできない曲、マニアックな曲を演奏します」と根本が話すと、ファンからは期待を込めた歓声が上がった。

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