『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』予告編が公開、2022年までSW関連作品は休止

赤いダブル=ブレード・ライトセーバーを持つシーンが公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』予告編が公開

ついにこの冬、スターウォーズシリーズが最終章を迎える。新3部作の完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を最後に、同シリーズは2022年まで休止するとディズニーは発表した。

8月23日から25日の週末にわたって米カリフォルニア州アナハイムで開催されたディズニーのファンイベント、D23 EXPOで『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の最新予告編がお披露目された。予告編はディズニーの公式サイトでも視聴可能。同作は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に続く新3部作の完結編で、2019年12月20日に日米同時公開を予定している。

予告編は、『スター・ウォーズ』シリーズの過去8作品のモンタージュで構成されている。ナレーションでルーク・スカイウォーカーは千年にわたって受け継がれてきたジェダイのレガシーを語りながらも「これはお前の闘いだ」と言い放つ。空から襲ってくるバトルシップだけでなく、ジェダイローブをまとったレイ(デイジー・リドリー)が赤いダブル=ブレード・ライトセーバーを振りかざす新映像も垣間見られる。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』には、デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックというメインキャストとともに、前作『最後のジェダイ』で死んだルークの亡霊役としてマーク・ハミル、レイア・オーガナを演じた故キャリー・フィッシャー、ランド・カルリジアンを演じたビリー・ディー・ウィリアムズなどのキャストも再集結する。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』後、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは2022年まで新しい『スター・ウォーズ』映画の公開を予定していない。次のフェーズとして、ディズニーは『ゲーム・オブ・スローンズ』の共同プロデューサーであるデイヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスによる新作と、『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督による新3部作を企画している。このような判断にいたった原因の一部は、近年公開された『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』といった『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画に対するなまぬるい反応にある、とディズニーのボブ・アイガーCEOは述べた。だが、ディズニーの新ストリーミングサービスDisney+では、『ザ・マンダロリアン』、『クローン・ウォーズ』のリバイバル、『ローグ・ワン』シリーズ、『オビ=ワン・ケノービ』のスピンオフといった4つの新『スター・ウォーズ』シリーズの企画が進行中だ。

Translated by Shoko Natori

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