「BATTLE OF TOKYO」白濱亜嵐・浦川翔平・中島颯太・深堀未来 独占インタビュー

「Supersonic」はスマートな楽曲

ーでは、GENERATIONS vs FANTASTICSの「Supersonic」はどうでしょう? こちらは「Dead or Alive」とは一転して、グルーヴィーなシンセベースとエレクトロなアレンジが効いた、爽快なダンスチューンです。

中島: 「Supersonic」は、疾走感のある爽やかな楽曲で、進化し続けながら、勢いよく前へ前へと突き進んでいくような、希望に満ちた楽曲に仕上がっています。ちょうどTHE RAMPAGEとBALLISTIK BOYZのように、GENERATIONSとFANTASTICSはグループとしての系統が似ているので、両グループにとってすごくハマった楽曲になっていると思います。

白濱: こういう疾走感のあるダンスミュージックは、GENERATIONSとFANTASTICSにぴったりだと思います。振り付けは、GENERATIONSでは(中務)裕太くんが、FANTASTICSでは世界さんとなっちゃん(堀夏喜)が作っていて、最後までかなり踊りまくっているのもポイントです。僕がこの楽曲で一番好きなのは、ラストのサビが歌で終わっていて、お互いに悔いが残らない感じになっているところ。ああいう終わり方はすごくオシャレだし、GENERATIONSとFANTASTICSだからこそできたスマートな楽曲だと思います。



ーTHE RAMPAGE vs BALLISTIK BOYZもそうですけれど、GENERATIONS vs FANTASTICSのコラボバトルも、方向性が似ているグループ同士だからこその名勝負感がありますよね。

白濱: 僕らはきっと、踊り方や好きなダンスの方向性も似ているんです。だから、振り付けをマスターするのもみんなすごく早かった。この2グループは、ひとつのグループとしても成立するくらい相性が良いと思います。一方で、裕太くんの作った振り付けと、世界さんが作った振り付けで、ちゃんと違いが見えるところも面白くて、そこが名勝負感を感じてもらえるところなのかなと。裕太くんの振り付けの時はGENERATIONSの方が得意だし、世界さんの振り付けの時はやっぱりFANTASTICSの方が得意。ダンスを見る目が肥えている人ほど、その違いが楽しめるパフォーマンスになっていると思います。

ー 一聴するとポップな作風だけれど、パフォーマンスの側面から、マニアックな楽しみ方もできる作品であると。

白濱: そうですね。加えて、このバトルにはEXILEと兼任しているメンバーが4人(白濱亜嵐、関口メンディー、世界、佐藤大樹)参加しているんです。去年から今年にかけて行われたEXILEのライブ「EXILE LIVE TOUR 2018-2019 "STAR OF WISH”」では、間奏の振り付けをその4人でやったりしていました。だから、「Supersonic」はほかの楽曲よりも、よりEXILEを強く感じさせる作品でもあると思います。EXILEメンバーとしての誇りも込められている楽曲で、実際に4人でパフォーマンスするシーンも収められています。

ーMVの撮影現場では、EXILEとの兼任メンバーがみんなを引っ張っていくようなポジションだったのでしょうか?

中島:一番、場を和ませてくれたのは、たしかにEXILEメンバーさんでした。リハーサルの時からそうだったんですけれど、すごく空気感が良い現場で、時にはふざけ合ったり、僕らがいじられたりしながら、和気あいあいと撮影が進んでいった印象でした。それと、GENERATIONSの皆さんには、それぞれ誰をいじるかの担当があるみたいで、特に(佐野)玲於さんが(八木)勇征くんをいじっていました(笑)。僕らならではの和やかな関係性は、MVの中にもにじみ出ていると思います。

白濱:(佐藤)大樹が俳優としての仕事などで忙しくて、あまりリハーサルに来れなかったりとか、メンバーが多忙を極めていて色々と大変でしたけれど、FANTASTICSと一緒にやれたのは楽しかったです。特に、新宿のクラブでの撮影は印象に残っていますね。実際にたくさんのオーディエンスも入れて撮影したんですけれど、僕らが向かい合って踊るバトル感のあるシーンで、みんながすごく盛り上がったんですよ。本当にライブで踊っているかのような、ちゃんとお祭り感のある空間になったので、それが映像からも伝わるとうれしいです。それと、撮影の合間にゲームセンターに行ったのも良い思い出です。FANTASTICSが撮影している間に、僕と(数原)龍友くんと玲於はゲームをして遊んでいました。そういう余裕を見せるのも、先輩の務めかと(笑)。

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